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暗黒の監視社会?

1984 帰りがけ所沢駅構内で、引率の教師か補導員かはわからないが、明らかに小学生と思われる男の子の鞄から、煙草の箱とライターをとりあげている現場を目撃した。男の子はぶすっとして、取り上げた男の人は彼に対して厳しい視線を向けていた。若年層に喫煙が広がっているのはよく耳にするが、現実をかいま見せられたような気がした。
帰宅して、六時からのニュース番組を見ると、監視カメラ付きのたばこの自動販売機を紹介していた。もともと自販機荒らし対策のために作ったが、未成年者がたばこを購入できないようにカメラによる年齢確認も行っているという。日本においては、やはり未成年者を含む誰でもたばこを買える、ということは言えると思う。アルコールも。そういった意味で今までは敷居が低すぎたのだろう。


一方、20前後の頃にアメリカに語学留学したときは、ビールなんかを買うときは大型スーパーマーケットでさえIDの提示を求められた。そういえば僕がまだ幼いとき、父親がたばこを吸っていた時代に(だいぶ前にやめている)お使いとして、なんどか近所の自販機まで買いに行ったことがある。これはアメリカでは考えられないことだろう。
そういえば監視カメラはあちこちに増えている。旧居も新居もどちらの玄関にも監視カメラが備え付けられている。街頭にも。駅にも。店内にも。それでもジョージ・オーウェルが『1984』の中で描いたような暗黒の監視社会が現実のものになろうとしている、なんて風には考えない。なぜなら普通の市民生活を行っている限り、映像として自分の存在が記録されようがされまいが関係ないからだ。逆に、安全性がいくらか向上し犯罪の検挙率が上がるのなら、それでいいじゃないか、という気さえする。

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コメント

  1. 喫煙の低年齢化もついに小学生まできましたか。
    7月に小学生の女子4人が監禁された事件で、
    中学生や小学生にインタヴューしているのを見ましたが、
    売春も小学生の方が高く売れ、お小遣い稼ぎにはいい
    ということで、小学生もジャンジャン売っているそうです。
    「中学生でセックスするのは早いと大人は言うけど、
    そういう考え方は古い!」と中学生の女の子は言っていました。
    自分自身の責任もまだ負えないくせに。
    犯罪犯しても、刑務所に行かなくていいくせに。
    制服姿でたばこを吸いながら渋谷の駅前の交差点を歩いている高校生なんて、たくさんいてなんだか普通の光景
    になりつつありましたが、こうやって注意してくれる大人や、
    チェックシステムを備えた自動販売機ができたということは
    よいことだなと思います。
    注意しなければならないことは悲しいことですが。

  2. 実は、引っ越し先で下の階の人で
    ピッキングの被害にあったという
    話を聞いて、僕もちょっと
    防犯に気をつけねばと考えているところです。
    アメリカの大都市で二重錠にしているところを
    見たことがありました。
    まさか、自分の住むところは必要あるまいと高をくくってましたが、実は今回、二重錠を導入しました。
    治安の悪さがアメリカ並みにならなければいいのですが。心配ですね。

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