本を読んでいると、「なるほど」と思う瞬間があなたもきっとありますよね。
「これは使える」、「よし、やってみよう」と思う瞬間が。
しかし……
その時は、やってみようと思っていたのに、日々の生活の中で後まわしにしているうちに、実行しないまま終わっている……
それが何であるかもいつのまにか遠い記憶の彼方に……
そうした経験、あなたはありますか?
私はけっこう多いんです。
ちょっと耳の痛くなる内容
西田文郎の『エジソン脳をつくる「脳活」読書術』はそうした私のような人間にとって耳の痛くなる内容が書かれています。
本を読むという行為は、脳への情報入力=問いかけです。それを行動に移さなければ=出力しなければ、ただ情報を得ただけで終わってしまいます。p49
あたり前と言えば確かに当たり前のことですが、実行するのはなかなか難しい。
筆者は大脳生理学と心理学の視点から、そうした背景にあるものをわかりやすく解説しています。
それだけでなく、脳のメカニズムから考えて、「なるほど」を行動に移し、実践する習慣を身につける上で理解しておくべき法則を紹介しています。
・パクリの法則
・かもの法則
・チョロいの法則
この本で紹介されている法則の名前だけ目にすると、なんとなく不真面目な印象さえ受けるかもしれません。
しかしながら、その説明には説得力があり、具体的かつ実践可能なノウハウなのでので試してみることに損はありません。
読書で得た「なるほど」を実践することで自分を進歩・成長させたい、そんなあなたにオススメしたい本です。
おわりに
この本に書いてあったわけではありませんが、今後、私が実践しようと考えていること。
本を読んで「なるほど」と「やってみよう」と思うことがあったら、自分のタスク・リスト(to doリスト)に追加する。
それだけでも、ずいぶん変わるのではないか。そう期待しています。
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