あなたは何度も読み返すべき本、あなたは持っていますか?
現在、10数冊、阿久澤はリストとして持っています。
そのリストを知りたい?
奇特な人ですね。
重要な個人機密ですので、あなたのリストを教えてくれば考えます(笑)
さて、そんな栄えある「何度も読み返すべき本リスト」に最近加入したルーキーをご紹介します。
『地頭力を鍛える』以上のインパクト
それは細谷功『「Why型思考」が仕事を変える』(PHPビジネス新書、2010年)
PHP研究所
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目次
第1章 イントロダクション―あなたは「そのままくん」か「なぜなぜくん」か?
第2章 職場にはびこる「WhyなきWhat病」
第3章 Why型思考とは何か?
第4章 WhatとWhyを切り分ければ「世界が変わって見える」
第5章 Why型思考のビジネスへの応用例
第6章 「そのままくん」の原点はWhat型教育にあり
第7章 Why型思考を鍛えるために
第8章 Why型思考の「使用上の注意」
細谷功氏と言えば、あのベストセラー「地頭力を鍛える」の著者。
しかし、本書から「地頭力を鍛える」以上のインパクトを阿久澤は受け取りました。
本書では「物事の本質に迫るための考え方」がきわめてわかりやすく解説されています。
逆に「物事の表層しか見ていない考え方」についても。
もちろん、筆者がすすめるのは前者。
そもそも「物事の表層と本質のちがい」についてあなたは、説明できますか。
「そのままくん」と「なぜなぜくん」
表層的な理解しかできないキャラクターを「そのままくん」
物事の本質を考える姿勢を持っているキャラクターを「なぜなぜくん」
この本では、上記のキャラクターの行動や思考パターンを通して、
他にないほど本質と表層ちがいをわかりやすく説明しています。
読み進めながら、ここのケースでは自分は「なぜなぜくん」だけど、
別のケースでは「そのままくん」に自分はあてはまっているな、などと自己チェックしていくと
より楽しめる内容になっています。
おわりに
ただし、この手の本は一度読んだから身につくというタイプのものではないので
「何度も読み返すべき本リスト」に新規加入させたわけです。
どちらかと言えば
「表面的なところにいつも着目していて、本質などといったこと、あまり考えたことないよなあ」
そうした人が手に取ると目からウロコの本だと思います。
この本を読むことによって、あなたは「違いがわかる」人物だと
周囲の人々に言われるようになるかもしれません。
少なくともクリープと他のコーヒー用ミルクの違いの区別がつけられるよりも、
人生に役立つ「違い」について理解することを助けてくれる本であることは間違いありません!
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