日本大学芸術学部時代の恩師である
此経啓助先生たちと池袋で飲みました。
此経先生はインドの大学で長い間
教鞭を執られ、
帰国後はジャーナリスト、編集者、
宗教考現学研究所 所長を経て
現在、教授職につかれています。
大学院生、助手時代を通して
学問や生き方について
幅広く多くのアドバイスをいただき、
また温かく応援していただきました。
また、今回の場をセッティングしてくれたのは
大学院時代からの先輩、山下聖美先生。
既に著書を十冊以上出版されている
新進気鋭の宮澤賢治研究者です。
同席してくれたのは
大学院生で日芸マスコミ研究会の藤野くん。
山下先生と日芸マスコミ研究会の
みなさんには
前職の湖山医療福祉グループの
イベントや企画で協力してもらい
大変お世話になりました。
阿久澤の新しい職場、
ビジョンブリッジで
展開しているメディア事業でも
ジャーナリスト志望の
学生さんの力を借りたいと思い、
簡単に事業内容の紹介だけ、
今回はさせてもらいました。
他にもいろいろ意見交換や
情報交換をしました。
中でも、
世間で騒がれている
大学生の就職難について
現場の先生方から状況を聞けたのが
興味深かったです。
というのは
広報・PRパーソンとしての
経験を土台にした
学生さん向け就職支援サポートという
ビジネス・アイデアを
阿久澤は個人的に
あたためているからです。
就職難の大きな要因の一つとして
学生の大企業志向と
実際の就職市場とミスマッチングがある
という阿久澤の現状認識は
現場の先生方の認識とも一致しました。
また日本でもはじまりつつ
インターンシップ制度の現状や
問題点についても聞くことができ
勉強になりました。
インターンシップ自体、
阿久澤は経験したことが
ありません。
アメリカやイギリスへ留学中、
友人などからヒアリングした結果
インターンシップは
非常にうまく機能している
印象を持っていました。
しかしながら、
日本ではまだ、
インターンシップ導入の歴史が浅く、
問題含みのようです。
就職に結びつくどころか
単なる「ただ働きの労働力」として
恣意的に使われている側面も否めない、
そんな状況があるようです。
「インターンシップ」というと
響きはいいのですが、
そういう現状を耳にすると
実際は長期の「アルバイト」として
仕事をする方が
まだまだ納得感があるのかもしれません。
追伸:
最近、メガネを買い換えました。
今回の掲載写真では新しいメガネをかけています。
とはいえ、微妙にフレームの形状が
違うくらいなのでほとんど誰も気づきません。
自分でも
買い換えたことを忘れてしまいそうなので
あえてここに書いておきました。
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