あなたはザイガニック効果を知っていますか?
知らないとしても、あなた自身、その影響下にあります。
そう聞くと気になりませんか? そのザイガニック効果とやらが。
ザイガニック効果とは……
ザイガニック効果とは「未完結な情報や途中で中断された情報は記憶に残りやすく、反対に完結している情報は忘れやすい」という記憶をめぐる人間の性質のこと。
もう少し簡単に表現すれば、「人は完成したものより、未完成のものに強い興味を抱く」ということです。
このザイガニック効果、たとえばテレビドラマでよく使われています。
ドラマの後半、大きな事件が起こり主人公が窮地に陥り、あなたがハラハラしていると、お馴染みのあの文字「つづく」が画面に現れます。
「あー、どうなるんだろう。先が気になる!」という視聴者であるあなたにある種の渇望状態をドラマの制作者サイドが意図的に作り出しているわけです。
人間の脳や潜在意識は中途半端な状態をとても嫌います。
物語なら「エンディング」を知りたい。
謎があれば「答え」をしりたい。
推理小説なら「犯人」や「犯行の動機」などを知りたい。
議論や論争があれば「結論」や「決着」を知りたい。
ザイガニック効果、人間の自然な習性なのです。
実は、この効果をあなたの仕事や生活に戦略的に役立てることができます!
その具体的な中身については次回以降の記事でご紹介していきます!
(最後もザイガニックで締めてみました<笑>)
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