人生のマイナス要素をプラスに転化できる。それがストーリー思考。そんな話を前回の記事でしました。
そこで私の実体験を一つご紹介しましょう。
私は2000年、日本の大学からの派遣交換留学生としてアメリカ・ワシントン州立大学で学ぶ機会を得ました。
期間は1月から12月までの一年間。ワシントン州はカナダに隣接しており、冬場は雪国そのもの。
正月明けの1月4日に渡米し、ワシントン州立大学のキャンパスに足を踏み入れた時、すでにあたり一面雪におおわれていました。
忘れもしないキャンパス到着から3日後のこと。
履修科目登録を終え、寮に戻る途中のことでした。
雪の下に隠れていた氷の上で私は足を滑らせ、結果として左足を骨折してしまいました。
そこから約2ヶ月半にわたる、アメリカの広大なキャンパスにおける松葉杖の生活がスタートしました。
この状況、明らかに人生のマイナス要素です。新しい環境で希望に満ちて新しい生活をスタートしようとした矢先にケガをしてしまった。
しかし、この経験はその後、私の人生のかけがいのない財産、物語のネタになっていきます。
アメリカの大学での松葉杖生活について、次回以降の記事で書いていきます。
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