はじめに
同じプロジェクトのメンバー同士なのに、なんとなく距離感がある。
バラバラの方向に向かっている気がする。連帯意識が感じられない。
woodleywonderworks
あなたも、そうした場面に遭遇することはあるはずです。
こうした状況は、早い段階で解決したいですね。
相手との距離感を縮め、お互いの連帯感を生みだすためにどう行動すべきか。
相手と秘密を共有してみよう
そうした場合、相手と秘密を共有するのが効果的です。
たとえば、距離を縮めたい相手に仕事やプライベートでのあなたの恥ずかしい失敗談を打ち明けてみるのはきわめて有効。
相手との距離がぐっと縮まります。自分の秘密を打ち明けるというのは、相手を信頼していることの表明でもあるからです。
その場で、相手も秘密にしていた失敗談をこっそり告白してくれるケースもあります。
そうなれば、お互いの心理的な距離がさらに縮まるでしょう。
できるセミナー講師も使っている
プロのセミナー講師の人々を観察していると、出席者の心を開くために同じような方法を使っているに気づきます。
「今回出席いただいたみなさんにだけお話ししますが……」
「ここだけの話です。内緒にしてください」
「このお話をするのは最初で最後にしておこうと思いますが……」
といった言葉をよく使います。このようにして秘密を共有する態度を示すことで、目の前の出席者が自分にとって特別な存在であるということを繰り返し何度も伝えるのです。
出席者も大切にされていると感じ、心を開くようになります。
おわりに
このように、まず自分の秘密を相手と共有する姿勢を通して、相手への信頼を表明してみましょう。
そうした姿勢が相手との心理的な距離をぐっと縮め、相手との絆の構築に役立つはずです。
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