論理的に書き、話すための型(フレームワーク)を知ろう

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論理的に書いたり話したいなら、読み手や聞き手に伝わりやすい順番や型を知っておくといい。あらかじめアウトプットの型がはっきりしていると、迷わずにすむ。

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 書く、話す、両方に共通するポイントを具体的かつわかりやすく解説している本がある。西部直樹の『論理的な話し方が面白いほどできる本』だ。

論理的な話し方が面白いほどできる本―「手にとるようにわかる話」の技術 (成美文庫)
西部 直樹
成美堂出版
売り上げランキング: 117130
おすすめ度の平均: 4.0

4 誰しも「論理的」に話たいものです。

  
話を相手に論理的に伝えるためのポイントをきわめて簡潔に、次のように整理している。

1.ロードマップを示す
2.ラベリングする
3.ナンバリングする
4.AREAで並べる
5.まとめをして締めくくる

 


具体的には、
(ロードマップ)
製品Aの分析結果を報告します。
以下の三点から報告します。

第一は顧客。第二は自社。第三は競合です。

(各論)ナンバリング・ラベリング・AREAで展開

第一は、顧客です。
なぜなら、……だからです。
たとえば、……です。
以上から、顧客は……です。 

第二は、自社です。
なぜなら、……だからです。
たとえば、……です。
以上から、自社は……です。  

第三は、競合です。
なぜなら、……だからです。
たとえば、……です。
以上から、競合は……です。   

(まとめ)
以上、顧客、自社、競合の三点から製品Aの分析結果の報告を行いました。  

 この型を利用して、話をしたり文章を書くと自分も整理しやすい。迷わない。相手にも伝わりやすい。

 アウトプットの型を頭の中にあらかじめイメージして、その流れに沿って話をしたり文章を書くようにすると、構成や展開の流れを考えたり、工夫することに脳の作業領域を占有されなくなる。本当に深堀りして考えたい内容に集中できる。

 ぜひ、試してみてほしい。

コメント

  1. 文章を「総論」・「各論」・「結論」で構成する

    論理的な文章が書けない。書くのが苦手という人の原因は、文章の最終的なゴールやイメージを具体的に思い描けていないことがあるのでは…

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