実は一年前と比較すると僕の体重は15キロほど減った。
そもそも
昨年の夏頃に僕の個人史上、最高76キロを記録していた。もともとやせ気味の体型だったので多少太っても……と油断していた。
しかし、その体重のピーク時に受けた健康診断の結果は、このままではまずい、と危機感を抱かせるものだった。
どこかで読んだ記述も頭をよぎった。
肥満は病気や早死にへの近道
飢餓状態に長い間耐えてきた歴史から人類は多少の栄養や食糧不足などに対してはそれなりの耐性がある。
一方で、食料の過剰摂取や肥満状態を経験した歴史はほとんどないに等しい。
よって、肥満などに対する人類の耐性はほとんどないがゆえに、肥満が病気や早死にへの近道になるのだと。
そういったわけで、なんとかしなければと思いたった。
ともかく体重計に乗る
まず、習慣化したのは毎朝同じ時間に体重計に乗ること。そもそも家で使用している体重計はしばらくの間うまく動いておらず、故障かな、と思いつつ一年ほど放っておいた。
後から思えば、体重計に乗っていなかった時期に僕の体重は劇的に増えた。そこで、体重計を修理し、体重計に乗ることにした。これで自分の体重の増減をほんの少し意識しながら一日を送ることになる。
カロリー数値を意識する
次に減量の方法を思案する。もともとウォーキングや水泳などをやっていたので運動による減量はあまり効果が期待できなかった。
職場の同僚に相談したところ、体重はカロリー摂取量の足し算引き算でかなりコントロールできるということを聞いて、今までほとんど気にしていなかったカロリー表示に注意を向け、過剰なカロリー摂取を控えることを習慣化。
執筆や読書用に行きつけにしている喫茶店やレストランのメニューはカロリー表記が明記してあるので、都合が良かった。
可能な限り、500キロカロリーをオーバーしないように気をつけていると、半年ほどでみるみる体重が減少していった。
結局一年経って体重の最高時より約15キロ減量に成功し、この夏の健康診断では、警告信号だと僕が受け止めた数値はすべて改善し、健康そのものという診断結果が出た。
そういったわけで、僕が減量に成功したポイントは以下の3つ。
1, 毎日体重計に乗ること
2. 過剰なカロリー摂取を避けるよう意識すること
3. 一度の食事に摂取するカロリー量を極力500kcal以下に制限すること
おわりに
ごくごく基本的で常識的な内容だが、この方法のすぐれていることはダイエット食品を購入するような費用は必要なく、特別な準備なしに今日からでも開始できるところにある。
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