2013年8月15日(木)、高崎市美術館で開催されているダンボール王・岡村剛一郎氏プロデュースの「ダンボールアート遊園地」展を家族で訪れました。
比較的最近のことですが、岡村剛一郎氏のダンボールアートの取り組みがテレビで紹介されていました。その中で、この展示のことを知りました。
妻と一緒に見ていて「面白いなあ」「子供たちもワクワクするだろうな」という話をしていて、「行きたいね」「行こうか」ということになりました。
高崎駅まで電車で行き、駅から高崎市美術館まで歩きました。高崎市美術館を訪れるのは初めてでしたが、駅から3分という距離。アクセスしやすいです。
美術館に入場すると、迫力ある恐竜のダンボールアートが迎えてくれます。
左がネッシー型、右がブラキオサウルスの頭部。全体がイメージしにくい写真ですが……
この企画展のメインは、ダンボールでつくられた遊具。ただし、普通のダンボールだと、軟らかすぎてすぐ壊れてしまいます。そこで、岡村氏はアメリカ軍が使っている頑丈な特殊ダンボール素材を取り寄せ、子供たちが思い切り遊んでも壊れない遊具をしつらえたということです。
単なる絵画鑑賞だと、小さな子供は退屈してしまうのですが、こういった体験型のアートなら全身で楽しんでくれます。親も連れてきた甲斐があるというものです。
我が家の小学二年生の女の子も、幼稚園に通っている男の子もダンボールやら牛乳パックやらで普段からいろいろ工作をしているので、ものづくりには関心が大いにあります。そうした時期だからこそ、身近な素材でこんな本格的なものがつくれる!という驚きを感じてほしい。
また大人の本気の制作物やアートに触れていい刺激を感じ取ってほしい。実際の制作物に触れて楽しみながらそれができるので大人としても願ったり叶ったりです。
また、普段からダンボールを身近な梱包材以外のものには見えない私たち大人にとっても新鮮な驚きを与えてくれる中身になっていて、妻とお互いに気づいたことを意見交換したりして楽しめました。
岡村氏が代表を務めるhacomo株式会社の工作キット、娘はウサギ、息子はティラノサウルスを購入して、今回のお土産にしました!
高崎市美術館は駅近くということもあり、どちらかというとこじんまりした小規模の美術館ですが、こうした意欲的な企画展示を今後もどんどん実施してほしいと思います。
親子で満足度の高い企画展でした!
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