日記

西田幾多郎の言葉

 

 

「ただ一つの思想を知るということは思想というものを知らないというに同じい」(西田幾多郎『続思索と体験以後』)

 

一つの思想に寄りかかりすぎるのは考えものだ。理想的な共産主義社会は完成し得なかったし、資本主義がわれわれを無条件に幸せへと誘ってくれるものではない。

 僕もわりあい一つの思想に染まってしまったり、凝り固まってしまったことも少なからずあるので、自戒の念をこめて、西田幾多郎のこの言葉を心に留めている。

一つの思想やイデオロギー、アプローチに頼るのは便利だし、心強い。しかしながら、それは現実をとらえ、うまく打ち返す上で常に有効だということは言えないし、まったくの見当違いと言うことも大いにあり得る。

そういった意味で、うまく身の回りにある思想やイデオロギー、アプローチとの距離感をとることを自分に課していかなければならない。自分をアンビヴァレンツな状態に落とし込むことを楽しむくらいの余裕が常に必要だろう。

ピックアップ記事

  1. One Book, Three Points, One Actionから始めよう…
  2. ストーリーは「心」を動かすための演出
  3. 日常のコミュニケーションにストーリーを!
  4. 相手にアクションを求めるなら「失敗談」と「成功談」をセットにしたストーリーを伝え…

関連記事

  1. 日記

    メキシコ料理はお好き?

     来る7月21日が、僕の36歳の誕生日。ただ、その日は平日なので一足…

  2. 日記

    医療タイムス 林兼道取締役会長と会談

    夕方、医療タイムス 林兼道(はやし・かねみち) 取締役会長と二人でお話…

  3. 日記

    三島で鰻を食らう

     台風の最中、ワシントン州立大学時代の仲間たちと、香織さんの地元の静…

  4. 日記

    一年を簡単に振り返る

    最近、朝方だけ雪が降って、昼間には消えてしまう。写真はフラットの部屋の…

  5. 日記

    ロシア語

    先月、刊行予定の本の翻訳チェックの仕事を一つ終えた。これは、学部時代に…

  6. マインドマップ

    「鳥の目」 「アリの目」、あなたはどちらのタイプ? 

    人間観察をしていると、人の視点の置き方には一定の癖があることがわかりま…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

アーカイブ

  1. 日記

    VINOを購入
  2. 読書と出版

    読書にまつわる記憶
  3. イギリス大学院留学

    データマップ63億人の地図
  4. イギリス大学院留学

    春はまだ遠いか?
  5. 広報・PR

    ミシュランの謎
PAGE TOP