日記

33歳のブルース・ハープ・デビュー

marine_band.jpg

33歳になって初めてブルース・ハープを購入した。

もちろんモーツァルト生誕250周年を記念してのこと……というのは嘘です。

それはごくごく個人的な「きっかけ」があり、「フラストレーション」が生まれ、過去の「教訓」を活かしての選択を行った結果だ。

一、もうすぐ11ヶ月になる娘の南実に子供用のおもちゃのハーモニカを買い与えたのがそもそもの【きっかけ】だ。 実際に南実が手にする前に、どうすると音を出して遊べるのか、親として実演するうちに、なんだか楽しくなってきたのだ。

一、 とはいえ、実演すると言っても、子供用のハーモニカに口をつけて演奏することはできない。なぜなら、虫歯の原因菌のある大人の唾液がハーモニカに付着すると、南実の口の中に入り、彼女の虫歯を引き起こす可能性が大きくなる、という説明を奥さんから受けているからだ。 口を近づけても実際に吹けないとなると、なんだか【フラストレーション】を感じる。そこで、自分用のものを購入しようと思い立ったのだ。

 


一.最後に、過去の経験からのちょっとした【教訓】から、これから楽器を始めるなら手軽に持ち運べて、練習場所を選ばないようなものにしようと思っていた。それは過去にちょっとした失敗があったからだ。僕はジャズが好きだ。それが高じて、サン・ディエゴ留学時代に中古のアルト・サックスを買って練習していた。アパートの地下駐車場やホームステイ先の庭などが練習場だった。頼まれればちょっとしたホーム・パーティーで演奏するくらいにはなっていたのだが、日本に帰国してからは練習する場所を見つけられなくて、サックスはケースに入れっぱなしの状態になっている。 ゆえに、今度は練習場所を選ばない楽器を選ぼうと思っていて、ブルース・ハープならアパート暮らしでも近所に迷惑を掛けることもないだろうし、長くつき合えそうだと思ったからだ。

  そこで、仕事が退けた後、池袋の楽器屋に行ってホーナーのブルース・ハープ「マリン・バンド」と初心者向けの教本を購入してきた。

[amazonjs asin=”B002F1UYO4″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”HOHNER Marine Band 1896/20 C クラシック 10ホールハーモニカ”]

しばらくは基礎中の基礎のメジャー・スケールを確実にするための練習に集中しなければならない。それでも、新しいことを始めるのはいつも楽しいし、わくわくするものだ。

ピックアップ記事

  1. 相手にアクションを求めるなら「失敗談」と「成功談」をセットにしたストーリーを伝え…
  2. ストーリーは「心」を動かすための演出
  3. One Book, Three Points, One Actionから始めよう…
  4. 日常のコミュニケーションにストーリーを!

関連記事

  1. 日記

    2012年もよろしくお願いいたします。 

    ご挨拶が遅くなりましたが、2012年、本年もおつきあいいただければ幸…

  2. 日記

    感謝の気持ちを素直に表現できますか?

    感謝の気持ちを素直に表現することは大切です。 (さらに……

  3. 日記

    VINOを購入

     都市部と郊外のキャンパスの両方に僕の仕事場はある。郊外にあるキャン…

  4. English/英語

    2015年を振り返って

    2015年を振り返ってみると、結論として、充実したいい年でした。&…

  5. 日記

    毛布の浮遊

    毛布が飛んだ。そして、消えた。 出勤中、最寄り駅近くで携帯電話に奥…

  6. 日記

    物的価値と記号的価値

    午前9時20分に、池袋にある東京芸術劇場に行く。本日は、大学でお世話…

コメント

    • YutaTsukaoka
    • 2006年 8月 05日

    お!いいですね。
    実はブルースハープをやっていました。友達と二人で、ブルースのユニットを組んで。
    僕が愛用していたのが、ちょうど阿久沢さんと同じ、マリン・バンドでした。パワーがあっていいハープだと思います。
    これで、藝祭では阿久沢さんの演奏が聴けるのでしょうか ??

    • akuzawa
    • 2006年 8月 06日

    確かに、思っていたよりいい音がするね。
    現在のところ、聖者の行進だとかロッキーのテーマといった簡単なものは吹けるようになってきました。
    僕はゆっくりと修行することにします。
    忘れていた感覚だけれど、
    楽器を演奏するのってなかなか
    楽しいね。
    塚岡君は
    ユニットを組んでいたというのなら
    相当なものでしょう。
    誰か誘って藝祭のステージに
    出てみてはどうですか?
    四畳半即席バンドとかね。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

アーカイブ

  1. ブログ

    『ウェブログ・ハンドブック』
  2. 日記

    ドミニカ共和国 公使参事官と打ち合わせ
  3. お役立ちサイト/サービス

    ロゴデザインのインスピレーションを提供するサイト
  4. 日記

    新しい自転車
  5. 研究

    Trinh T. Minh-ha
PAGE TOP