読書と出版

自己資金なしで著書出版

honnninaru.jpg
本日付の日経新聞を読んでいたら、学校アルバムのマツモトが自己資金がなくても著書を出版できるけサービス ホンニナル出版 を始めたという記事が掲載されていた。これはpdfなどの電子ブック形式ではなく、サイト閲覧者から注文を受け製本して宅配するので実際の書籍の形式をとる。

大手取り次ぎを通して販売するわけではないので、流通経路は限定されるものの、販売手数料と製本費以外は著者が受け取ることもできる。ニーズのある内容ならば、利益をあげることもできるわけだ。

とはいえ、本当に本を刊行するならば、やはり大手取り次ぎを通して販売するのが普通だろう。ただ、それなりに費用がかかるものである。 マツモトの提供するサービスならば、自己資金がなくともとりあえずノーリスクで本の発売・販売までできるわけだ。そのと意味ではなかなか面白い出版サービスだと思う。


個人的には、単著をまとめる前段階で、データをまとめ、本の形にしてイメージを確認するときなどに使うのも悪くないかな、と考えている。書きためたブログのエントリーをピック・アップして試しに製本してみようという人にも役に立つかもしれない。

ピックアップ記事

  1. 相手にアクションを求めるなら「失敗談」と「成功談」をセットにしたストーリーを伝え…
  2. 日常のコミュニケーションにストーリーを!
  3. ストーリーは「心」を動かすための演出
  4. One Book, Three Points, One Actionから始めよう…

関連記事

  1. 読書と出版

    Search Inside the Book

    米アマゾン、書籍の全頁検索サービス「Search Inside t…

  2. 読書と出版

    『文化と芸術表象』

    『文化と芸術表象』渡邉守章・渡邉保・浅田彰(放送大学教育振興会,200…

  3. 読書と出版

    『行列のできるメルマガ作成入門』

    高橋浩子『行列のできるメルマガ作成入門』(翔泳社、2004)を読んだ。…

  4. 読書と出版

    雑誌「THE BIG ISSUE」を知っていますか?

    『ホームレスから社長になった男の逆転法則』を読みました。…

  5. 読書と出版

    ネットの「こちら側」と「あちら側」-『ウェブ進化論』を読んで-

    梅田 望夫著『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる』ちくま新書、…

  6. 読書と出版

    内田樹『下流志向』

    消費主義的なイデオロギーが社会に広く浸透しただけでなく、子供の成長過…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

アーカイブ

  1. WEB

    ダ・ヴィンチのノートが読める
  2. ストーリー思考

    生活者を消費ステージに呼びこむストーリーのチカラ
  3. 読書と出版

    大きな結果をもたらす小さな原因にはどんなものがあるのか?
  4. WEB

    インターネットの歴史を8分で解説する動画
  5. ストーリー思考

    CAZANA連載 第2回記事が公開!
PAGE TOP