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【ザイガニック効果】あえて脳をざわつかせて活性化する読書術

あなたはザイガニック効果をご存知でしょうか。

「未完結な情報や途中で中断された情報は記憶に残りやすく、反対に完結した情報は忘れやすい」という記憶の性質のことです。

簡単にいうと、連続ドラマなど、続きもののストーリーは先が気になりますよね。あの感覚です。



しかし、一度、完結してエンディングまで知ってしまうと、よほど印象が強いものでない限り、少しずつ印象が薄くなっていきます。

今日、たまたま書店で立ち読みをして、ざっと全体を斜め読みしたときに、これはなかなかいいぞ、という本がありました。

そして、レジに持っていこうか、と考えたタイミングでザイガニック効果のことを思い出しました。

この本を買って読めば、私の中で情報は完結し、ある意味「すっきり」します。

しかし、あえて情報を完結させず、脳をざわつかせてみるのも面白いかもしれない。

そう考え、その本をあえて買わずに、書店を後にしました。

つまり本の大枠だけ自分の中にインプットして「この先どうなるのだろう」「詳細は?どんな事例があるのだろう?」という状態を意識的につくってみたわけです。

実際にやってみての感想なのですが、これは思考を活性化します。

情報が完結しないことで脳がフラストレーションを感じていることを実感します。脳は、足りないストーリーを自ら完結させようと、あれこれイメージをアウトプットしてくるようになります。結果として、自分なりのアイデア、仮説、ストーリー、が勝手に生まれてきます。

極端な話、そうした中で生まれたあなたのオリジナルのアイデアや仮説が生活にフィットする効果的なものであれば、それを実行に移して本のことは忘れてしまってもいいのです。

ただ、多くの場合、本の中身が気になって、全部読む場合ことになると思います。そうした場合でも、少しだけ時間をとって脳を活性化しておくことは意味があります。

著者の考えにすぐ触れるよりも、あなた自身のアイデアや仮説を持った状態で臨んだ方が、上質の読書体験ができることは容易に想像できますよね。

自分のアイデアや仮説と著者のものとを比較しながら読むことで、より興味深く、より深く理解できるはずだからです。

こんなアイデアや考え方は自分の中にはなかったなあ、と驚きを感じ、「この著者なかなかできる」などと感じ入りながら読み進んでいくのも楽しいと思います。

ネット書店ではなくリアル書店を利用しての脳の活性化、とりあえずの立ち読みの時点ではお金はかかりませんのでお試しになってみてはいかがでしょうか。

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