読書と出版

Newnovelist

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知り合いのところにいったときに、なんだか気になるパッケージがあったので尋ねてみると、小説を書くためのソフトウェアだという。ソフト名はNewnovelist
 面白そうなので試してみた。主人公の名前を決め、物語のジャンルを決める。その度に「物語の舞台というのはこれこれこういう点で重要なのです」といったメッセージが表れてくる。
 主人公、主人公の補助者、ライバルの補助者、ヒロイン…舞台、時代、いろいろな質問に答えていく。その中で漠然としていた物語のイメージが具体的になってくる仕組みになっている。


デフォルトでは、かなりシンプルな小説を書く手助けにしかならない印象を受けた。しかしカスタマイズ可能なようなので、工夫次第ではこれを使ってかなり凝った小説もできそうだ。
 日本語化して、もう少し細やかな設定ができるように手を加えれば、小説やシナリオなど、フィクションを書く上での基本要素を学ぶにはなかなかいいかもしれない。また、大学の文芸創作コースでの学部一年生の基礎学習用教材としてなら十分使えそうな印象を受けた。
 なかなか興味深いアイデアと試みだと思う。

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