マインドマップを使った読書術の本を書いています。そこに皆さんからのマインドマップも掲載したいと思います。最近お読みになった本をマインドマップにしてお送りください。
まなぶろぐ経由で知ったのだが、Webook of the Dayというウェブログを主催している松山真之助さんという方が上記のようなマインドマップ・プロジェクトというものを行っているということだ。
こちらに来てから日本語のマインド・マップは作っていないので、今まで作ったマインド・マップをそのまま投稿というわけにはいかなそうだが、時間の余裕があれば、投稿させてもらうかもしれない。
photo credit: jean-louis zimmermann via photopin cc
僕はマインド・マップを併用した読書術と読書記録を日常的に行っている。出版予定のこの本が、単に本の情報をマインド・マップ化するのはいいですよ、というレベルに留まらず、はっとするような新しい活用法や視点を提示してくれるようなものになることを希望してやまない。
そうですね。
「単に本の情報をマインド・マップ化するのはいいですよ、というレベルに留まらず、はっとするような新しい活用法や視点を提示してくれるようなものになることを希望してやまない」
この辺、私もマインドマップもどきを使って読書をしている人間として気になるので、本人にお会いしたときに「どうよ?」と聞いてみたいと思います。いまさら「マインドマップで読書しよう」なだけだと面白くないじゃないですか。ねえ。
面白そうな事考えてはったなら、また書きますわ。
個人でのマインド・マップの活用はそれなりに浸透してきているように感じます。むしろより具体的で有効な他者との知識共有の形を僕は望んでいます。
たとえば、何か特定の分野の入門書や専門書をまるまるマインド・マップで作ってしまうプロジェクトなんかが、次々と立ち上がるといいな、などと想像します。
また、その結果、マインド・マップ作家といった専門職の人が生まれてきたりするとさらに面白いですね。
なるほど。
この知識共有のイメージって、コラジェクタに近いかもしれないですね。会議で使う手法なんだけど。
http://www.keiomcc.com/colla/
実地では一回しか見た事が無いけど、結構面白い技法でした。
コラジェクタって、素晴らしいみたいですね。
soanblog 創庵さんも以下でエントリーされています。
http://soan.jp/archives/000596.html
僕も実際の現場をいつか見てみたいと思っています。
マインド・マップの共有化の試み、他人に期待ばかりしていないで、日本に戻ったら自分でプロジェクト化してやってみるのはどうか、と考え始めました。
きちんとドメインを取って、サーバーを確保した上で、自分で作ったマインド・マップだけでなく投稿されたマインド・マップもアップロードさせてもらって公開するような。マインド・マップ関連情報もついでに集めるのもいいかもしれません。
今やmovable typeなどのブロッグツールがあるので、運営して、さまざまなマインド・マップを分野別に分けたり、アーカイヴ化していくのはそれほど難しくありませんし。なんだか勝手にアイデアを膨らませてしまいましたが。
それ、面白いですね。私もちょっとやってみようかなあ。その前に、「まなぶろぐ」をもっと見てもらえるようにしろよって言われると、返す言葉も無い。
コラジェクタにせよ、マインドマップ共有化にせよ、たぶん編集する人間の力量が大きくものを言う気がします。
akuzawaさんと私が、同じ本を読んだとき、引っかかる部分って明らかに違うわけじゃないですか。ストーリー(「お話」って意味じゃなくて、「話の流れ」)のある本でもそうだろうし、ストーリーがない本、例えばコラム集みたいな本になると、個々の人間から出てくるマインドマップの構造って、分散しまくると思うんですね。
そうすると、それを集積して一定の形にするためには、編集の技法ってのが必要になる。これって、情報アーキテクチャの考え方になるのかなあ。
もしかしたら、同じ本のマインドマップを大量に集積して、統計的に構造を炙り出すってのもバカっぽくて面白いかもしれないですね、マルコフ図なんか使ったり。ある意味、借力( http://www.chakuriki.net/ )のバカ日本地図、バカ世界地図の試みと、同じなんじゃないかと。・・・つまり、やっぱりバカっぽいという事だな。
確かにマインド・マップの作り方に関するアプローチは性質上、個性や差異がどうしても生まれますよね。そこが、マインド・マップの重要なところでもある思いますが。
確かに編集力も大事ですね。ただ、初めの段階では分野やクオリティを問わずどんどん投稿してもらって、初学者の人にはマインド・マップのイメージをつかんでもらう。また、実践者の方には、どのような工夫を他のマインド・マップ制作者がしているのか、ということを観察したり学ぶ場になればいいと考えています。
その後、投票システムなどを使って、多くの人が参考にしたマインド・マップをピック・アップしたり、なんらかの方向性を模索するくらいの感じで始めた方がいいのかな、と思っています。単なるアイデアの段階ですが。その過程で、参加者の意見などを採り入れながら、発展的なコミュニティーになっていけば、などと勝手に想像しています。