読書と出版

読書歴初期の記憶

僕の読書に関する記憶は、一ヶ月に一冊家に送られてきた『世界名作児童文学全集』から始まっている。両親が僕のために定期購読してくれたのである。

高校時代の何かの機会に棚から取り出して眺めてみたことがあるが、装丁から各ページの紙の質、挿し絵までなかなか立派なものだった。

この中にはグリム童話もあったし、アフリカでの黄熱病の恐怖を軸とした物語も収録されていた。数ある物語の中で一番のお気に入りは『長靴を履いた猫』であった。この作品は、一番初期の段階で僕にエンターテイメントとしての読書という存在をもっとも強く僕に印象づけたものだと思われる。

その後、雑多な読書歴が始まる。イラスト入りの『こども百科事典』もずいぶんと僕の心を惹きつけた。出版社名さえ今となってはわからないが、素人でも描けそうな、簡単なネズミのマークがトレード・マークであった。これは、姉のものだったと思うが、ことあるごとに読んだり参照したりしているうちにいつの間にか僕のものになったという経緯がある。

ピックアップ記事

  1. One Book, Three Points, One Actionから始めよう…
  2. ストーリーは「心」を動かすための演出
  3. 相手にアクションを求めるなら「失敗談」と「成功談」をセットにしたストーリーを伝え…
  4. 日常のコミュニケーションにストーリーを!

関連記事

  1. 読書と出版

    パオロ・マッツァリーノ著『つっこみ力』

    パオロ・マッツァリーノ『つっこみ力』を読んだ。メディア・リテラシーの批…

  2. 読書と出版

    大百科という言葉に弱かった

    僕の場合、けっこう環境的に恵まれていたと思うのだが、高校二年生くらい…

  3. 読書と出版

    勝間勝代『目立つ力』

     インターネットがさまざまな形で、個人メディアを持つことを可能にしま…

  4. 読書と出版

    『偽装するニッポン』

    中川理『偽装するニッポン』(彰国社,1996)を読んだ。 ディズニーラ…

  5. 読書と出版

    ヒトラー暗殺計画とスパイ戦争

      『ヒトラー暗殺計画とスパイ戦争』 ジョン H.ウォラー (著)…

  6. 読書と出版

    『メディア・リテラシー』刊行

      執筆者の一人として第一章を担当した  芸術メディア研究会編 『…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

アーカイブ

  1. 研究

    カルチュラル・スタディーズ: イントロ(1)
  2. イギリス大学院留学

    Vanley Burke現る
  3. イギリス大学院留学

    楽しそうに働く、楽しく働く
  4. お役立ちサイト/サービス

    Illustratorで地図作成に役立つサイト まとめ
  5. English/英語

    英文校正サイト NativeChecker
PAGE TOP