読書と出版

読書歴初期の記憶

僕の読書に関する記憶は、一ヶ月に一冊家に送られてきた『世界名作児童文学全集』から始まっている。両親が僕のために定期購読してくれたのである。

高校時代の何かの機会に棚から取り出して眺めてみたことがあるが、装丁から各ページの紙の質、挿し絵までなかなか立派なものだった。

この中にはグリム童話もあったし、アフリカでの黄熱病の恐怖を軸とした物語も収録されていた。数ある物語の中で一番のお気に入りは『長靴を履いた猫』であった。この作品は、一番初期の段階で僕にエンターテイメントとしての読書という存在をもっとも強く僕に印象づけたものだと思われる。

その後、雑多な読書歴が始まる。イラスト入りの『こども百科事典』もずいぶんと僕の心を惹きつけた。出版社名さえ今となってはわからないが、素人でも描けそうな、簡単なネズミのマークがトレード・マークであった。これは、姉のものだったと思うが、ことあるごとに読んだり参照したりしているうちにいつの間にか僕のものになったという経緯がある。

ピックアップ記事

  1. 相手にアクションを求めるなら「失敗談」と「成功談」をセットにしたストーリーを伝え…
  2. ストーリーは「心」を動かすための演出
  3. One Book, Three Points, One Actionから始めよう…
  4. 日常のコミュニケーションにストーリーを!

関連記事

  1. 読書と出版

    『芸術・メディアの視座』刊行

    全体としては、大学学部・専門学校などで広く教科書や入門書として使えるよ…

  2. 読書と出版

    てんつくマン『あんたの神さま』

    もう4・5年前になるでしょうか。テレビのニュースで昔、渋谷の路上詩人の…

  3. 読書と出版

    [新訳]経験経済

    絶版となっていて手に入らなかった『経験経済』に新訳版が出たので購入し…

  4. 読書と出版

    あなたの思考を深める読書の流儀

    本を読む目的は人それぞれ、いろいろなものがあります。その中の代表的な…

  5. 読書と出版

    佐々木俊尚著『グーグル』

    グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (50…

  6. 読書と出版

    『伊那谷少年記』

    勤務先の大学の講師である下原敏彦先生から直接いただいた『伊那谷少年記』…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

アーカイブ

  1. イギリス大学院留学

    ストに突入
  2. WEB

    Sigmarion2
  3. イギリス大学院留学

    ともかく確認
  4. 日記

    リハビリ中
  5. 読書と出版

    ヒトラー暗殺計画とスパイ戦争
PAGE TOP