研究

無造作にあの研究誌が

stencilled_paper.JPG今、僕がいるバーミンガム大学といえば、近年、人文系の学問の流れを大きく変えようとしている言われているカルチュラル・スタディーズの発祥地、バーミンガム現代文化研究センター The Birmingham Centre for Contemporary Cultural Studies、いわゆるCCCSで有名だ。日本にいるときから一度は訪ねてみたいと思っていた場所なので、奨学金をいただいて大学院で勉強できていることは幸せである。


Stuat Hallの論文Encoding/Decodingで提出されたオーディエンスのメディア・メッセージ受容モデルを今回のエッセイで使用したので、CCCSのステンシル・ペーパーの原本を図書館で確認する。
 日本にいたときは、インターネットの古書探索サイトからやっとのこと数冊探し出して安くない金額を支払って手に入れたステンシル・ペーパー版の研究誌だったが、ここの図書館にはファイル・ボックスに無造作にほぼ全冊そろった状態でおいてある。さすが本家本元の図書館だ。
 時間のあるときに、後で参照しそうな論文をコピーして日本に持って帰ろうと決意する。そうしないと後で後悔しそうなので。
[参考URLs] ~カルチュラル・スタディーズの思想的背景と実践~
小熊研究会.2002年度秋学期.最終レポート

「バーミンガム大学カルチュラルスタディーズ・社会学部(CCCS)閉鎖に関して」
文化人類学からみたカルチュラル・スタディーズ
文化研究(Cultural Studies)とは?

ピックアップ記事

  1. One Book, Three Points, One Actionから始めよう…
  2. ストーリーは「心」を動かすための演出
  3. 相手にアクションを求めるなら「失敗談」と「成功談」をセットにしたストーリーを伝え…
  4. 日常のコミュニケーションにストーリーを!

関連記事

  1. 研究

    New Topographics

    この言葉は1975年にニューヨークのロチェスターで開催された th…

  2. 研究

    新カテゴリーThe WCE Project

    blogのシステムの中でも、カテゴリーを細かく分けて設定できる機能…

  3. 研究

    マニ教的二元論

    日本語でも英文(下記本文の下線部参照)を読んでいても…

  4. 研究

    heterotopia

    映画関係の都市論を読んでいて、フーコーが提唱したheterotopia…

  5. 研究

    「複製技術の時代における…」

    ヴァルター・ベンヤミン「複製技術の時代における芸術作品 1936」『複…

  6. 研究

    テロとの戦い?

    アメリカという国は現代の地球や人類にとって、ひどく厄介な存在かもしれな…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

アーカイブ

  1. ストーリー思考

    私が経験したゲリラマーケティング
  2. 日記

    江戸ワンダーランド 日光江戸村 2016 【1/3】 変身処での衣装替え
  3. 健康

    バックジョイ(backjoy)を腰痛対策に購入
  4. 日記

    自由への疾走
  5. 日記

    『ゲーミフィケーション』著者 井上明人氏にお会いしました
PAGE TOP