テレビをつけるとトム・クルーズがなんと武士道を日本語混じりで語っていてちょっと驚かされた。
新渡戸稲造の『武士道』はアメリカにおける日本文化のクラシックの一つでかなり昔から英語で読める。
[amazonjs asin=”4837917003″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”武士道”]僕も一度だけ読んだことがある(日本語のもの)。トム・クルーズも『武士道』を映画のためにしっかり読んだようで、彼の理解はかなり正しいと感じた。
それはともかく「僕はこれまでの人生でずっと日本文化に心惹かれてきたんだ(I have been fascinated with Japanese culture for my whole life.)」というのは、僕にはかなりとってつけたように聞こえた。どことなく。
The Last Samuraiはイギリスでは日本やアメリカより遅れて公開される(今月9日より)。というわけで、映画自体は見ていないのだが、この番組内でのクリップ映像の中に出てきた渡辺謙の英語は低音かつ自信たっぷりで魅力的だと感じた。
見たところ、映像は日本の大河ドラマのような雰囲気。
[amazonjs asin=”B00007G0LN” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”ラスト サムライ 特別版 〈2枚組〉 DVD”] [amazonjs asin=”B001AHAGVK” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”ラスト サムライ Blu-ray”]司会者(こちらではだいぶ顔が売れているようだが、僕は名前を知らない)が、インタビューを終える直前にトム・クルーズに電動鼻毛カッターをプレゼント。かなり意表をつかれたようで大笑いしていた。
大学で武道関連の学問を勉強しているので、彼のインタビューがどのようなものであったのか興味があります。
また、イギリスでどのような解釈がなされるのかも楽しみです。
意外と英語に翻訳されている武士道に関する書物が多くて驚きました。
「五輪書」「葉隠」「武士道」など、武道の本質は、現代の日本人でも理解していないと思います。
そう言うことで、トムが好意的に解釈してくれている事を嬉しく思っています。
お久しぶりです。
先週見てきました。”The Last Samurai”
日本人にはヒットする作品だと思います。
外国人には非常に難しい内容だとも思いますが・・・。
日本に留学したことがある人、精通している人ならなんとか理解できるかな。
Pullmanで一緒だったTAKESHI君は2回見たと言っておりました。
「昨日のクリスマス当日はラストサムライを見に行ってきたよ。
見に行くの二回目なんだけどあれは久々に面白いと思った映画やね。
日本人側についたトムクルーズに白人が殺されるシーンでは
白人のお客さん達が拍手していて思わず笑ってしまいました。」
だそうです。
日本の映画館でも最後に拍手がおこってました。珍しいよね。
日本らしい映画ですね。大河ドラマにも似てるかも・・・。
是非楽しんできてください。(もう見たかな!?)
>JEFFさん
はじめまして。
武士道は日本人の美学とか、道徳観が反映している一種の哲学だとトム・クルーズはとらえていたように思います。
一般の日本人は武士道と耳にすると、
武道の礼儀作法か、ドグマのようなものと勘違いしがちですが、実際の新渡戸の武士道は文化紹介的な側面を多く持っていると思います。
>Yasukoさん
僕はまだみていないので、奥さんからなんとなく内容を聞いただけです。
時代的には、興味があります。
渡辺謙の評価はこちらでも高いようですよ。
実際にみましたら再びポストします。