2000年6月以降、2つのことをずっと継続している。一つはデジタル・カメラによる写真撮影。もう一つはマインド・マッピング。時期が明確に特定できるのは、2000年はワシントン州立大に交換留学していたのだが、この年の6月の数週間だけ日本に一時帰国し、それをきっかけに上記の2つのことを開始したからだ。一時帰国の主な理由は、奥さんの妹さんの結婚式に出席するためだった。
デジタルカメラによる写真撮影を開始したのは、写真スタジオを経営する奥さんのお父さんに、当時としてはかなり高価なFinePix4700Zをいただいたのがきっっかけである。また、マインド・マッピングは、この一時帰国した期間に、関連の本を書店で見つけて購入したことがきっかけだ。
それ以来、一貫してマインド・マップでノートをとり続けているので、もう三年以上のマインド・マッピング歴になる。かなりの枚数のマインド・マップをこれまでに書いた。もうベテランの域に達していると言っても過言ではないけれど、最近になって本を読み返して、いろいろ基本的なことを忘れていたことに気づいて、軌道修正をはかっている。
マインド・マップの基本は思考のヴィジュアル化なので、文字よりも絵やシンボルなどでキーワードを紙の上に配置していく方が効果的だ。しかし、大学院の授業の忙しさにかまけて文字だらけのマインド・マップを最近たくさん作っていた。
また、理論やイデオロギー、観念的なキーワード(たとえば、「ポストモダニティー」「白人優位主義」「文化」もしくは「社会」など)が多くなってくると、これを具体物や絵に置き換えるのを授業中などにリアルタイムで行うのは難しい。
そこで、観念的もしくは抽象的なキーワードを、具体化・ヴィジュアル化するのに最近頻繁に使用しているのが。Googleのイメージ検索である。自分のイメージに近いものを探すのは簡単ではないが、大量の画像イメージを引っ張ってきてくれるので少なからずヒントは得られる。そこで得たキーワードに関するイメージを自分好みにスケッチし直して、マインド・マップに反映させていく。イメージ検索というのは、わりあい地味な機能だけれど、最近かなり重宝している。
文字だらけのマインド・マップをヴィジュアル化したイメージに換えていくのは復習になるだけでなく、けっこう楽しい作業でもある。
最近になって、マインド・マップに言及している日本語ウェブログも増えてきているようだ。また、マインド・マップ作成用のソフトウェア情報を扱っているエントリーもいくつか発見。以下に参照用のリンクをポストしておきます。
参照URLs
BLOG
T Nakano
Mindmanagerというカテゴリーに、なかなか他の人々が気づかないようなコアな情報を掲載しています。
KALEIDOSCOPE 「マインドマネージャー ~一人ブレインストーミングツール~」
soanblog 創庵「MINDMANAGER」
TwiLight「ノート→脳図!?―マインドマップのススメ」
C O U L D「Mind Mapping」
あぶログ「マインド・マップ」
chobitto shift 「マインドマップを描くツール」
HeroesC Blog 「マインドマップ」
HeroesC Blog 「マインドマップ2」
yatsu blog 「マインドマップ」
yatsu blog 「マインドマップを作ろう」
私のマインド・マップの使い方 (heartful-blog)
NON-BLOG SITE
n o t e s – Mind Map
マインド・マップ(雑草ノート)
要点をよくまとめてくれている。
THE MIND MAP GALLERY
ブザン・センターによるマインド・マップのサンプル・ページ
A:学生講義
佐賀医大のHP。「A-3 グループ マインド・マップを作成して、素晴らしい学習をしよう」という項目があり、学生向けに詳しく説明している。
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