イギリス大学院留学

National Exhibition Centre

CIMG0018.JPG フランス人でフラット・メイトのナヴィードと、共通の友人であるバングラデシュ出身のラシッドとバーミンガム国際空港に隣接するNEC(National Exhibition Centre)へバスで行って来た。
 たくさんの展示会場があったが、主にPC関係の展示場を見て回った。日本の万博などの展示場よりは、かなりくだけた感じで中古品の売買も同じ会場でやっている。僕は、別に買いたいものもなく、会場を彼らと一緒に気楽に見て回った程度だった。純粋にどんな場所か見てみたかったのだ。


 しかし、ナヴィードはかなり真剣にあちこちのラップトップPCをチェックしていた。彼はコミュニケーション&テクノロジー専攻だが、フランスの自宅にあるデスクトップを持ってくるのは骨が折れるということで持ってこなかった。しかし自前のPCがない場合、プログラミングなどのアサインメントを大学のラボに行ってこなすしかなく近いうちに購入する、とずっと言っていた。結局、その会場で彼はIBMのラップ・トップを購入した。600ポンド。
 一応、最新のモデルなのでかなり安く購入したと言えるのだけれど、同じ会場にあったサムソンのラップトップの方が総合的にいいのでは、というのがラシッドと僕の一致した意見だった。でも、ナヴィードは、はなっからサムソンの製品を相手にしていなかった。性能やデザイン云々よりもIBMのブランド・イメージを選んだのだな、というのが僕の受けた印象。やはりフランス人だなあ、という感じがする。
イギリス最大の展示場と言われているように、建物の敷地は広大だった。二〇箇所以上のいろいろなホールがあり、一つ一つがそれなりに大きいので、とても一日では見て回れない規模だった。
 朝早く出かけたわりには日曜日だったためバスの接続が悪く、帰宅すると、もう夕方だった。列車を使えば、一五分くらいの所を、片道一時間以上かかってしまった。朝の時点で強行にバスで行くことを主張したのはナヴィードだった。なんとなく引け目を感じたのか、ナヴィードはフラットのキッチンで豪華な夕食を作ってわれわれをもてなしてくれた。

今回の写真に僕と一緒に写っているのはラシッド。また、これはNECではなく、帰りにちょっとだけ立ち寄ったシティー・センターで撮影した写真。街の明かりが、すっかりクリスマスめいてきました。

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