日記

急に思い出したこと。高校時代、サッカーの県大会でのことだ。僕は高校二年で、ポジションはゴール・キーパーだった。3回戦くらいだったと思う。相手はどちらかと言えば、格下のチームだった。試合は、相手高校の近くの河川敷のグラウンドで行われた。やたら風が強い日だった。前半は、風下で我がチームは攻めあぐねていた。結局、得点できずにハーフ・タイムになってしまった。

しかし、後半は風上になる。立場は逆だし、相手もそれほど強いとは思えない。得点して勝てるだろう、とチーム・メイトみんなが思っていただろう。しかし、後半開始十分もすると、風向きがまったく逆になった。キャッチしたボールを僕がセンター・サークル付近まで蹴り上げると、なんと風で僕のところまで戻ってきてしまった。そこからは、低いボールをつなげるようにした。しかし、後半は前半以上に攻めあぐねた。結局、味方ゴール前の、コンビネーション・ミスで一点相手に献上し、僕らは負けた。

なんだか、よくわからない形で自然のすごさを思い知らされた試合だった。あらがえない運命のようにも感じた。空高く舞い上がった、自分が蹴り上げてハーフウェイラインを越えたボールが、大きくバウンドして、自分の手元に戻ってきた場面は今も忘れられない。

ピックアップ記事

  1. ストーリーは「心」を動かすための演出
  2. 日常のコミュニケーションにストーリーを!
  3. One Book, Three Points, One Actionから始めよう…
  4. 相手にアクションを求めるなら「失敗談」と「成功談」をセットにしたストーリーを伝え…

関連記事

  1. 日記

    文芸人 初のカラー版

    カラーの製本機が文芸学科に入り、学内刷りの実習紙としては初のカラー刷り…

  2. 日記

    ある秋の思い出

     1995年のある秋の日。 その日、私はホームステイ先からサンディ…

  3. 日記

    短い歩みの中に ちょっとしたドラマ

    本日、急に寒くなりました。日中の最高気温は東京で14度。とりわけ帰…

  4. 日記

    石和の花火大会

     新宿で妻と待ち合わせて、山梨の石和温泉駅に行く。妻の両親に車で迎えに…

  5. 日記

    現場取材の重要性

     現在の仕事では、イベントがあれば現場に行き、取材して記事を書くのが…

  6. 日記

    年頭のご挨拶

     あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 …

コメント

  1. いつも朝書き込みしようとしているのですが、
    今日は大丈夫みたいです。よかった。
    このエピソードは、「運命」みたいなものを感じさせますね。
    やるべきことをやっているのに、
    全てが悪い方向に行ってしまうような。
    誰かが意図的にそうさせているような不思議な感じです。
    ところでいつも思うのですが、Noboruさんのカメラの性能いいですね。
    小さくしてもクリアで。アングルもいいです。
    私のは古いタイプのものなので、今のに比べたら大きくて、
    重くて不便なので、とうとうカメラを持ち歩かなくなりました。
    拡大とか縮小すると汚くなるのも問題です。
    でも9月中旬にはディズニーシーに行くので、
    かさばるカメラを持って行かなければなりません。
    毎日懸賞でデジカメの商品に応募していますが、
    なかなか当たりません。

  2. 僕は決して運命論者ではないんですが
    この時は自然に左右される人の運命というものを
    まざまざと味あわされたように思いました。
    竜巻とか地震とか、どうにもあがきようのないことが
    ありますよね。
    今使っているデジタルカメラは3年間ほど使っていたカメラの調子が悪くなったので購入しました
    (そのカメラを修理に出したら新品同様になって戻ってきたので、今はうちの奥さんが使っています。もともと奥さんのお父さんにもらったものだったので)。
    カシオのEXILIM EX-Z3です。
    http://www.exilim.jp/ex_z3/style/
    胸ポケットやジーンズのポケットに入れて持ち歩けるのでイギリスでも外出するときはほとんど持ち歩いています。シャッタースピードの調節とか、マニュアル機能はほとんどありませんが素人の僕には十分な性能だと思ってます。もうしばらく使い込んだら、このカメラの使い心地についてウェブログをポストしようかな、と考えています。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

アーカイブ

  1. ブログ

    研究者のためのブログ入門講座
  2. 日記

    skype英会話の無料体験
  3. 日記

    仕事帰りにインド料理
  4. 読書と出版

    江古田文学 67号
  5. 日記

    故郷は……
PAGE TOP