先日、某大企業の元社長さんで
現在はコンサルタントとして活躍されている方に
プレゼンテーションの内容について
ストーリーの視点から、
コンサルティングをする機会がありました。
別にお金をいただいたわけではありませんが。
具体的には、どう「伝わる」プレゼンにするか、
どう「聞いた人を動かす」プレゼンにしていくか、
というご相談でした。
であれば、ストーリーの視点を導入する以外にない!と確信し
自信を持ってアドバイスしました。
ストーリーについて考えるとき、
「越境」→「葛藤」→「成長」→「成功」のフレームワークが
自然と私の頭の中にイメージされます。
これ、人類の感動のツボにはまるストーリーの黄金律です。
ハリウッド映画なども基本はこのパターン。
この流れを効果的に構築できれば、
共感や感動により人を動かすストーリーをプロデュースできます。
photo by jm_affiliation
今回は、プレゼンの序盤で聞き手の関心を引きつける必要があったので
AIDMAの法則を意識して、
序盤で問題を明確にし、危機意識・当事者意識を聞き手に
もってもらうような構成を提案するなどして
一緒にプレゼンの構成を練っていきました。
また、提案内容が多かったので
「これは大枠で3つにしぼりましょう。
5つ以上だと、聞き手の印象として
単なる情報の羅列となりインパクトが弱くなります。
実際の提案数は変えなくとも
大枠のテーマでくくって3本柱にし、伝わりやすくしましょう」
などと、大変生意気なことを申し上げました。
しかし、スライドをその場で編集され
ストーリーのあるプレゼン
構成がみるみるうちにできあがりました。
実際、プレゼンの内容について
アドバイスすること自体
初めてだったのですが、
ミーティングが終わって
その方が「阿久澤さん、なかなかいいねぇー」と最後に喜んでくれたので
ちょっとした自信になりました。
好きなことや得意なことで
人に喜んでもらえるのは嬉しいですね。
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