スマートノートからPDCAノートがスピンオフした件

 
あなたは自分の成長を持続的なものにするためにどのような工夫をしていますか?


 

はじめに

私の場合、スケジュール管理は手帳とGoogle Calender、アイデア整理や読書記録はマインドマップ専用ノートというのが数ヶ月前までの私の仕事・生活ツールでした。2冊+ウェブサービスという形ですね。
 

スマートノート導入

4ヶ月ほど前になりますが、岡田トシオの『スマート・ノート』を読みました。

LINK

それから、毎日の行動や考えたことをB5ノートの見開き、つまり2ページ分に記入しています。

使っているのは……

私は無印良品の方眼ノートを使っています。
昨日、近所の無印良品で追加購入しました。
通常、3冊150円ですが、昨日は30%引きになっていて3冊105円でした。一冊30数円、安い!
 

自分と丁寧に向きあっている感覚

毎日のタスク・リストやちょっとしたメモもこのノートに記述しています。

ともかく、毎日見開き2ページ使えるというのは贅沢。手帳のせまいスペースと比較すれば、アイデアや図なども後で見返ししやすい大きさで書き留めることができて快適です。必要に応じてマインドマップを書いたり、落書きをしたり。

手帳だけですませていたときと比較すると、自分とより丁寧に向き合っている感じがします。
 

PDCAノートを導入

このノート方を実践する中で、自分が継続的に考えているテーマや問題意識がよりはっきりしてきました。

そうしたものも、日記のように自分のスマート・ノートの記録の中に残していました。しかしながら、そうした情報が日々の記録の中に分散していると、気づいたことなどを付け加えるさい、後で見返す上で不便だと感じるようになりました。一覧性、俯瞰性が悪いのです。

そこで、継続的に考えているテーマや関心事専用のノートを用意するようにしました。

一つのテーマについて、試行錯誤し、情報を追加し、実践して失敗し、そこから学んだことを記述しているので個人的に「PDCAノート」と呼んでいます。(PDCA: Plan Do Check Actionというカイゼンのステップ)

この「PDCAノート」を通して、自分のテーマやそれに対する知識や問題意識が少しずつ掘り下げられていくのを自ら認識することができます。ちょっとした成長の記録になっています。
 

PDCAを自分にインストールするために

その中で、大きな効果を実感しているポイントがあります。それは、自分が得た教訓や具体的な気づきに関する記述方法です。

通常、教訓や具体的な気づきのポイントだけを手短にメモしておくだけの人が多いのではないでしょうか。

私もはじめはそうでした。

しかし、ノートを後で見返したときに問題を感じました。

そうした形だと、抽象的な教訓や気づきになってしまい、リアリティを感じられない。

単なる箇条書きのメモに気持ちをかきたてられない。

これで自分が得た教訓や気づきをきちんと自分にインストールして活用できるのか?

steps © by foilman

これはおおいに怪しい。
別の方法を選択すべきだ、そう私は思いました。

失敗やその時の感情をセットにして記録する

そこで、得られた「教訓+気づき」と「自分の具体的な経験、失敗」を必ずワンセットで記述するようにしました。

すると、読み返したさい、あの時はこんな失敗をした。あの時は本当に参ったな……。

すると自分の経験が、単なる情報ではなく、個人的なリアリティをともなったものとして想起できるわけです。

すると、あの失敗をもう繰り返したくない、絶対この教訓、気づき、反省を生かしていこう、と思うようになります。
 

おわりに

失敗を漠然としたもの、抽象的なままにしておくと同じ失敗を繰り返し、何も学んでいない、成長していないということになってしまいます。

失敗は学びにおいて貴重なものです。成長の糧です。

自らの失敗から得た、教訓、気づき、反省を抽象的なものでは終わらせない。

このことが成長を続けるポイントではないかと最近、あらためて考えています。

あなたはご自分の持続的な成長のためにどのような工夫をされていますか?

コメントいただければ幸いです。

コメント

  1. 教訓、気付きをセットで書いて読み返したときに発見があるノートに、ってところが非常に参考になりました。ちなみに私も無印の方眼ノートを愛用してます。

    • akuzawa
      • akuzawa
      • 2011.08.08 10:48pm

      無印の方眼ノート、確かにコストパフォーマンスが高いですよね!

      ノートの使い方については、今後も試行錯誤していこうと思います。

      また、気づきがあれば記事にしたいと思っています。

PAGE TOP