読書と出版

『αの種子―成功をつかむ10の扉』

 
自分の「プラスアルファ」の部分を発見、理解し、それに集中・専念し、行動していくことで自分の望む結果を導き出そう、というのがこの本から読みとれるエッセンス。


LINK

プラスアルファとは何か?

簡単に言えば、「自分の強み」「付加価値」のことです。

それを発見・理解するには自分を知ることが不可欠ですが、それが一番難しいことでもあります。

この本では、より具体的に、自分が「簡単だ」「うまくやれる」と思えることだと定義づけています。つまり自分の得意なことですね。

行動でプラスアルファ育てる

自分のプラスアルファがわかったところで、それを行動に移し、試行錯誤を重ねなければ、それがどの程度の強みなのか、わかりません。

また、その「強み」をさらに育てる機会を持つことができません。

行動を続けていれば、最初は「凡庸な強み」であったとしても、「本当の強み」に成長させることは十分できるはずですよね。

この本のプラスアルファ

実はこの本、プラモデル作りを趣味とするさえないサラリーマンが、ある出会いをきっかけに自分の強みを知り、挫折を繰り返しながら成功を目指していく……といったストーリー仕立てになっています。

ストーリー仕立てになっているビジネス書や専門書を私は最近、好んで手にとり読んでいます。

読み手としは、主人公の経験や失敗、そこから得た気づきや教訓を楽しみながら自然と自分のモノにできるのでお得だな、と思うのです。

書き手側としては、言いたいことやテーマをストレートに表現した方が簡単なはず。

それをストーリーに組み込むという手間暇をかけてい点を積極的に評価したいと最近、阿久澤は考えています。

その意味では、『もしドラ』だって評価しています。

あれでドラッカーの理論や真髄が身につくか、そんなはずはありません。

しかし、ドラッカーの思想の一端に多くの人が触れ、その中の何割かはドラッカー自身の著作を読んでみようかな、という気持ちにはなったはずです。

ストーリーの人を動かす力、そういったものに私はこれからも注目していこうと思っています。

ピックアップ記事

  1. ストーリーは「心」を動かすための演出
  2. 日常のコミュニケーションにストーリーを!
  3. One Book, Three Points, One Actionから始めよう…
  4. 相手にアクションを求めるなら「失敗談」と「成功談」をセットにしたストーリーを伝え…

関連記事

  1. 読書と出版

    パオロ・マッツァリーノ著『つっこみ力』

    パオロ・マッツァリーノ『つっこみ力』を読んだ。メディア・リテラシーの批…

  2. 読書と出版

    佐々木俊尚著『グーグル』

    グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (50…

  3. 読書と出版

    近刊予定の共著について

    近刊予定の共著についてお知らせします。『芸術・メディアの視座』 タイ…

  4. 読書と出版

    『ブランド戦国時代』

    イメージ文化を理解する上で、その中核を担っているといっても過言ではない…

  5. 読書と出版

    Dave Barry Does Japan

    Dave Barry"Dave Barry Does Japan" …

  6. 読書と出版

    『週末ライターで稼ぐ』

    新井イッセー著『週末ライターで稼ぐ』(雷鳥社 2004年)を読んだ。 …

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

アーカイブ

  1. 連載

    相手にアクションを求めるなら「失敗談」と「成功談」をセットにしたストーリーを伝え…
  2. 日記

    文芸学科サイトのリニューアル
  3. 日記

    短い歩みの中に ちょっとしたドラマ
  4. イギリス大学院留学

    Departure
  5. イギリス大学院留学

    mindmanagerでレジュメ作成
PAGE TOP