読書と出版

てんつくマン『あんたの神さま』

もう4・5年前になるでしょうか。テレビのニュースで昔、渋谷の路上詩人の存在を知りました。

路上詩人はこんな看板を掲げている。

「あなたを見て、インスピレーションで言葉を書きます」

それで、けっこう人気が出ている。ある種の癒し系の商売?というようなニュース内でのとりあげられかたでした。

この本、その路上詩人・本人が執筆したもの。

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彼は、もともと山崎邦正とコンビを組んでいた吉本の芸人さんだったそう。

WEBてんつく

映画監督を目刺し、芸人を辞めた後、そうやって映画の資金集めをしていた。

さらに今は、映画撮影だけでなく、アジアの国々で植林活動を行っている。

そんな予測不可能な人生劇とユニークなエピソードがこの本にはあふれています。

一見、行き当たりばったりや思いつきに思えるような行動。

どちらかといえば行動した後に自分の中で丁寧に頭の中で整理し、意味づけしています。

ただ、その洞察がなかなか深く、ところどころ「なるほど!」とポンと膝をたたきたくなるポイントがありました。

とりわけ、この著者がさまざまな形でメッセージとして発している「自分の身に起こったことはすべて正しい、最善」だという考え方。

私もそれを最近ますます共感・実感するようになっていて、この著者による別の角度からそこを再確認できただけでも読んでよかったな、という思いを強くした本です。

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