読書と出版

てんつくマン『あんたの神さま』

もう4・5年前になるでしょうか。テレビのニュースで昔、渋谷の路上詩人の存在を知りました。

路上詩人はこんな看板を掲げている。

「あなたを見て、インスピレーションで言葉を書きます」

それで、けっこう人気が出ている。ある種の癒し系の商売?というようなニュース内でのとりあげられかたでした。

この本、その路上詩人・本人が執筆したもの。

LINK

彼は、もともと山崎邦正とコンビを組んでいた吉本の芸人さんだったそう。

WEBてんつく

映画監督を目刺し、芸人を辞めた後、そうやって映画の資金集めをしていた。

さらに今は、映画撮影だけでなく、アジアの国々で植林活動を行っている。

そんな予測不可能な人生劇とユニークなエピソードがこの本にはあふれています。

一見、行き当たりばったりや思いつきに思えるような行動。

どちらかといえば行動した後に自分の中で丁寧に頭の中で整理し、意味づけしています。

ただ、その洞察がなかなか深く、ところどころ「なるほど!」とポンと膝をたたきたくなるポイントがありました。

とりわけ、この著者がさまざまな形でメッセージとして発している「自分の身に起こったことはすべて正しい、最善」だという考え方。

私もそれを最近ますます共感・実感するようになっていて、この著者による別の角度からそこを再確認できただけでも読んでよかったな、という思いを強くした本です。

ピックアップ記事

  1. 相手にアクションを求めるなら「失敗談」と「成功談」をセットにしたストーリーを伝え…
  2. 日常のコミュニケーションにストーリーを!
  3. One Book, Three Points, One Actionから始めよう…
  4. ストーリーは「心」を動かすための演出

関連記事

  1. 読書と出版

    岩井 宏太 『リアルウェブ営業術』

     クライアントの広報活動支援の一環として、ウェブ制作・デザインを担…

  2. 運営者情報

    広告情報誌「企業と広告」2018年3月号にエッセイを書きました

    広告情報誌「企業と広告」(株式会社チャネル発行)よりエッセイの執筆依頼…

  3. 読書と出版

    失敗学のすすめ

    この本、 『失敗学のすすめ』(畑村 洋太郎著、講談社、2000年)の…

  4. 読書と出版

    江古田文学 68号

    江古田文学68号が発売されました。私の連載『文化考現論』も第五回を…

  5. 読書と出版

    『αの種子―成功をつかむ10の扉』

     自分の「プラスアルファ」の部分を発見、理解し、それに集中・専念し、…

  6. 読書と出版

    『闇の王子ディズニー』

    マーク・エリオット『闇の王子ディズニー(上・下)』(古賀林幸訳、草思社…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

アーカイブ

  1. ストーリー思考

    生活者を消費ステージに呼びこむストーリーのチカラ
  2. 研究

    エノラ・ゲイの完全復元作業終了
  3. 研究

    グラミー賞、ヒップホップが主流化
  4. 読書と出版

    佐々木俊尚著『グーグル』
  5. 日記

    Mac Book Airよりも200g軽い!Sonyのウルトラブック VAIO …
PAGE TOP