物語を通して「人生を幸福に生きるための6つの知恵」を紹介する本、とシンプルに説明することもできます。
しかし、それだけでは伝わらないことが多すぎる本です。
人生、仕事、家族についての本質的な知恵やヒントが200ページ足らずの物語の中にぐっと凝縮されています。
普段あまり本を読まないという人でも本格的な小説という形ではないのでさらりと読めてしまうと思います。
私は、映画『ペイ・フォーワード』が好きなのですが、この本に流れる哲学は『ペイ・フォーワード』に通じるものがあり個人的なツボにはまりました。
ネタバレになるので、ストーリーの細部には言及しませんが、ここ最近読んだ本の中で一番感動的な本。
気になった人は手に取ってみて下さい。
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