はじめに
小阪裕治著『「惚れるしくみ」がお店を変える!』を読みました。これは「ワクワク系マーケティング」のバイブル本。
フォレスト出版
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目指せ!ワクワク系商人
成熟産業でも価格競争とは無縁。そして、お客に新しい価値を提案する方法。
人生勉強になりました
なるぜ!お得意さん!!
まずは自分がわくわくしてきました!
そもそも、これまで阿久澤が読んできたマーケティング関連の本の中で、何度か小阪氏の提唱する「ワクワク系マーケティング」に触れたものがあり、それがどのようなものか気になっていました。
この本、タイトルからして店舗経営者向けのもので、そうした立場にない阿久澤としては自分と無縁の本だと思っていました。けれども調べてみると、「ワクワク系マーケティング」の神髄はこの本にあることがわかり手に取ったのでした。
ともかく「ワクワク系マーケティング」の提唱者である小阪氏本人による、このマーケティング手法の内容を確認したかったのです。
ワクワク系マーケティングの3つのポイント
・顧客ニーズに応えるのではなく、顧客に感動・楽しみ・驚きを与えることを軸としたマーケティング手法
・ポイントはモノやサービスではなく「ひと」にフォーカスして、顧客がワクワクする体験を編集・演出・表現すること。
・顧客をファン化することでリピーターの維持・拡大にも有効
経験経済時代のマーケティング手法
ダイヤモンド社
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ギルモアたちの『経験経済』に言及するまでもなく、今やあちこちで言われていることですが、顧客を説得して、売りこむというセールス、マーケティング手法はもう通用しない時代に突入しています。
自ら、納得・共感さらには感動しないことには人は自らモノを買ったり、サービスを利用することに積極的にはなりません。
「ワクワク系マーケティング」はそうした時代にマッチしたマーケティング手法であり、その中身について整理されているだけでなく、それを具体的に実行に移すための手法が紹介されています。
おわりに
納得・共感さらには感動を生み出す「ワクワク系マーケティング」のアプローチは今やマーケティングだけでなく、営業畑の人々やコンテンツ産業の人々、阿久澤のような広報畑の人間にも有効なはず。
その意味でこの本の内容はきわめて幅広い人々に仕事上の「気づき」や新しいフレームワークをもたらすものとなっています。
少しでも気になった方はぜひ、ご一読下さい!
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