七夕は日本だけの行事? 実は○○がルーツ!

 

もうすぐ七夕ですね。短冊に願いごとを書いて…..なんだか懐かしいですね。

さて、あなたは七夕のストーリー、どんな風に記憶していますか?

20140621_starfestival
photo credit:  Yorozuna via photopin cc

 

七夕に関するアンケート調査

そんな七夕の認知度というより認識度について2010年にカルピスが面白いアンケート調査の結果を公表しています。なぜカルピスが七夕に関するアンケートを?という疑問がわくかもしれませんが思いますが、実はカルピスが発売されたのが7月7日、七夕だったことにちなんでのようです。

一般的に、七夕は天の川の両側に離れて暮らす「織姫」と「彦星」が年に1度会える日、といったベーシックな認識は共通しているのではないでしょうか。
しかしながら、それ以上の細かいことはほとんど記憶や認識が曖昧になっていて、誤解も多いことをアンケート結果が物語っていて興味深いです。

 

織姫と彦星の関係、実は……

たとえば、織姫と彦星の関係を尋ねたところ、77.1%、8割弱が「恋人」と回答。実はこれ、間違いなんですね。もともとは働き者で神様たちの衣類をつくっていた織姫でしたが、結婚後、夫婦で一緒に過ごしてばかりで機織りの仕事に手をつけなくなり(彦星も牛追いの仕事をしなくなり)、それが原因で神様たちの怒りを買って引き離されたので、二人は恋人同士ではなく夫婦なんですね。

 

七夕は日本だけの行事? 実は○○がルーツ

「『七夕』は日本だけ(他の国では行われていない)の行事だと思いますか?」という質問に対し、「思う」と答えたのは全体の57.1%、6割弱を占めたそうですが、僕もそう思っていました。
ページには以下のような解説があります。

“七夕”は、7月7日の牽牛星(彦星)と織女星(織姫)が会える夜に、婦人たちが機織りの上達を祈った中国の行事「乞巧奠(きこうでん/きっこうでん)」がルーツ。

つまり、七夕のルーツは中国だったんですね。ご存じでしたか?
こんな風に、七夕をめぐるアンケート調査結果、結構面白いので以下のページ、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

織姫と彦星の関係や職業…意外と知らない“七夕”エピソード | ニュースウォーカー

 

20140621_starfestival_vega
photo credit: digital-dreams via photopin cc

 

遠距離恋愛ならぬ……

このアンケートとは関係ありませんが、織姫星として知られていること座の1等星ベガの地球からの距離は、約25光年。彦星であるわし座のアルタイルは約17光年

この時点で、ものすごい遠距離恋愛、ではなくて遠距離別居生活?ですね(^_^;)

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP