文章を構成するときに、可能な限り早い段階で文章全体のロードマップつまり「道筋」を示しておくことは重要だ。
たとえば、こんな具合だ。
「【テーマの設定】今回のテーマはXに最適な色は何かというものです。
【論理展開の説明】Xに最適だと思われるものを色Aと色Bと色Cに分けて、説明していきます。 【導き出す結論の確認】最後に、それぞれのメリットとデメリットを比較して、Xに一番最適な色を決定します」
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●読み手を迷わせないために
論理展開のだいたいの道筋、全体像を示すことで、読み手に地図を手渡す。
読んでいるポイントが全体の流れの中でどこに位置するのかがわかれば、読み手はストレスなく安心して文章の内容に集中することができる。
読み手はいとも簡単に道に迷ってしまうものだ。とりわけ複雑なテーマを扱ったり、長い文章を書くさいには、道筋をしっかりと誤解の生まれないよう示すことが重要。
したがって文章のロードマップを示しておくことは書き手の最低限の義務の一つだと考えるべき。
●気をつけること
?ただ、注意点として、ロードマップを長ったらしく冗長なものにしてしまうことは避けたい。
余分な情報を盛りこむと、かえってポイントがつかみにくくなり不親切となる。?
まわりくどくなく簡潔なロードマップを読み手に提供することを心懸けたいものだ。
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