イギリス大学院留学

楽しそうに働く、楽しく働く

イギリス人の事務能力の低さや、仕事に対する真剣さの欠如のようなものをいやというほどこの半年間で見てきた(帰納法的偏見かもしれないが)。
「仕事に力を抜く情熱だけは、今の若い奴らは他の国の連中には負けないだろう」と僕の知り合いのイギリス人のおじさんも皮肉混じりに口にするくらいである。
 しかし、そんな中でまったく別の印象を与えてくれたイギリス人がいる。確か彼の名前はMarkといったと思う。


smile.jpg僕のフラットのおそらく管財担当のスタッフで、部屋やキッチンの備品に何かあるとやってきて直してくれる。彼は、鼻歌交じりにそれはもう楽しそうに仕事をこなす。てきぱきと迅速に目の前の課題、つまり修理をこなすと「またね」と言って姿を消す。その一連の動作の流れを見ていると、とても気持ちいい。
  他人から見て楽しそうに仕事をこなすというのはとても難しいことなのではないかと思う。それだけでなく彼は自分でも仕事を本気で楽しんでいるのだと思う。
 これから社会人の仲間入りをする立場の人間として、彼のような人物の存在を忘れないようにしたいと思った。

ピックアップ記事

  1. 日常のコミュニケーションにストーリーを!
  2. 相手にアクションを求めるなら「失敗談」と「成功談」をセットにしたストーリーを伝え…
  3. ストーリーは「心」を動かすための演出
  4. One Book, Three Points, One Actionから始めよう…

関連記事

  1. イギリス大学院留学

    いよいよバーミンガム大学へ

    朝食はシリアル。その後、地図好きだというデイヴィットが所有する巨…

  2. イギリス大学院留学

    バーミンガム中心部を観光

    天気はといえば、風が強く、時々雨がぱらついた。体感温度はかなり低い。運…

  3. イギリス大学院留学

    Moving Sale!

    もうすぐ帰国が近いので、身のまわりのものを売ることにする。そこで、Mo…

  4. イギリス大学院留学

    Chicken Tikka Masara

    朝起きてから、久しぶりに落ち着いて読書をする。デスク・ランプがないが、…

  5. イギリス大学院留学

    orkut+skype

    orkut。招待してもらえないと参加できないサービスということだったの…

  6. イギリス大学院留学

    テレビが到着

      部屋でエッセイに集中していると電話が鳴った。ジョンからだった。「…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

アーカイブ

  1. ストーリー思考

    『物語マーケティング』著者 山川悟氏にお会いしました
  2. 読書と出版

    『ブドウ畑で長靴をはいて』
  3. 研究

    reappropriation、読みかえ
  4. 広報・PR

    会社案内を制作しました
  5. 研究

    ロドニー・キング事件
PAGE TOP