今、僕がいるバーミンガム大学といえば、近年、人文系の学問の流れを大きく変えようとしている言われているカルチュラル・スタディーズの発祥地、バーミンガム現代文化研究センター The Birmingham Centre for Contemporary Cultural Studies、いわゆるCCCSで有名だ。日本にいるときから一度は訪ねてみたいと思っていた場所なので、奨学金をいただいて大学院で勉強できていることは幸せである。
Stuat Hallの論文Encoding/Decodingで提出されたオーディエンスのメディア・メッセージ受容モデルを今回のエッセイで使用したので、CCCSのステンシル・ペーパーの原本を図書館で確認する。
日本にいたときは、インターネットの古書探索サイトからやっとのこと数冊探し出して安くない金額を支払って手に入れたステンシル・ペーパー版の研究誌だったが、ここの図書館にはファイル・ボックスに無造作にほぼ全冊そろった状態でおいてある。さすが本家本元の図書館だ。
時間のあるときに、後で参照しそうな論文をコピーして日本に持って帰ろうと決意する。そうしないと後で後悔しそうなので。
[参考URLs]
~カルチュラル・スタディーズの思想的背景と実践~
小熊研究会.2002年度秋学期.最終レポート
「バーミンガム大学カルチュラルスタディーズ・社会学部(CCCS)閉鎖に関して」
文化人類学からみたカルチュラル・スタディーズ
文化研究(Cultural Studies)とは?
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