親知らずを抜いた。親知らずを英語ではwisdom tooth(智恵歯)というらしい。今回が、歯を抜くのは二回目である。前回抜いたのは2000年で、妻の妹さんの結婚式に出席するため、留学先から一時帰国したさいのことだった。その時も親知らずを抜いた。練馬にある某歯科医はわけのわからない駄洒落を繰り出し、治療中に演歌を歌うという、かなり癖のある医者だった。なかなか抜けなくて、けっこう苦しかった記憶がある。
しかし、今回は麻酔の針が二度ちくりとしただけで、歯を抜く作業自体は一秒とかからなかった。前回抜いた親知らずとは左右対称の位置にある歯を抜いたのだが、ずいぶん歯科医の手際には差があるものである。おそらく、これが普通で、練馬の治療中に歌いはじめる歯科医は例外中の例外だと思いたい。
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