イギリス大学院留学

3度の留学と英語学習の概略

このページのメール・フォーム経由で留学と英語学習に関する問い合わせや相談を多くいただくようになってきました。そこで参考までに僕の過去の3度の留学と英語学習(具体的な学習方法については別に記事を書きます)の概略を紹介しておきます。
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  • 1995年 初めての留学。日本の大学の学部二年終了後に。アメリカ カリフォルニア州サンディエゴに語学留学。実は初の海外渡航。いきなり10ヶ月間の長期滞在。英会話の経験などほとんどない状態で渡航。手探り状態で不安も多かった。日本で経験したことのないディスカッション中心の授業にうまく馴染めず、かなり落ちこんだ時期も。それでも努力と経験を通して少しずつ自信をつけていった。ちなみに現在の妻と知り合ったのもこのサンディエゴ時代。

  • 1996年 帰国後、英語の猛勉強開始。主にTOEFL対策。アルバイトも外国人旅行客が多く宿泊する秋葉原のホテルのフロント・クラークを選択し、英語での接客やサービス・敬語表現などを実践を通してブラッシュ・アップした。
  • 1997年 群馬県の出身中学に英語教員として教育実習。学部卒業と同時に中学・高校の英語の教員免許を取得(1998年)。

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  • 2000年 2度目の留学。大学院修士課程一年を終えたところで、大学の派遣交換留学生としてワシントン州立大学(Washington State University)に留学。学部生として本格的にレポートを提出する中でペーパーの構成力がついてきたように思う。この頃のTOEFLスコアはペーパー版で560点くらい。
  • 2001年 帰国後、大学院博士課程進学。某予備校にて英語講師のアルバイトを経験。通常の受験生のみならず、社会人コース、大検コース、TOEFL対策コースなど幅広く担当。人気講師となり、報酬も短期間で何度も増額してもらった。

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  • 同年 お台場にある国際研究交流大学村にある東京国際交流館のレジデント・アシスタントとして、大学院留学生とその家族のサポートに当たる。
     英語→日本語 日本語→英語の通訳をする機会があり、日常における通訳能力はこの時期に磨くことができたと感じている。真夜中に急病になった留学生家族と救急車で病院に直行して通訳を務めたりと得がたい経験をたくさんした。
  • 2002年 長年の目標だったTOEFL CBT(コンピューター版)250点を取得。TOEFL250点より英検準一級は簡単だという話を聞いて、まったく対策せずに受験したところ、合格。また、難関である国際ロータリー財団の国際親善奨学生にも採用される。資格や奨学金獲得のための英語学習は自分の中で終了。今後は道具として英語を使っていこうと決意。

  • 2003年 3度目の留学。前述のロータリー財団の国際親善奨学生として英国バーミンガム大学(University of Birmingham)大学院に学ぶ。学費・生活費・渡航費などをすべて財政支援していただいた財団には、いくら感謝してもし足りない。英国の大学院の授業は少人数制で密度が濃く、苦労も多かったが、刺激と学びが多くとても充実していた。
  • 2004年 帰国後、大学にて勤務開始。勤務後、英語で25000語以上にも及ぶ修士論文を執筆する日々が続く。また、翻訳書の監修の仕事なども平行して行う。
  • 2005年 バーミンガム大学大学院より修士号取得。

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