生活者を消費ステージに呼びこむストーリーのチカラ

ストーリーが人の消費行動に大きな影響力を持つことがあります。

私自身、一つのストーリーの影響下で
ミネラル・ウォーター、ボルヴィックを一定期間買って飲み続けました。

今も、店頭でミネラル・ウォーターを買うときはボルヴィックが多いです。

ボルヴィックの味が他のミネラル・ウォーターと比較して好みだということもありますが、その主な原因は「1L for 10Lプログラム」キャンペーンの存在です。

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このキャンペーンは1リットルの水を買うと
アフリカに10リットルの清潔な水が生まれる、というもの。

具体的には、ボルヴィックの売り上げの一部がユニセフに寄付され、
その寄付金が井戸を掘るなどアフリカの人々の
飲み水を生み出す活動に活用される。

「悪くないアイデアじゃないか」
私はこのキャンペーンが気に入りました。

なぜなら、そこに意味、さらに言えばストーリーを見いだしたのです。
自分の日常の買い物が誰かのためになる、社会貢献になる。
私はこのストーリーのステージにあがることを自ら選び、行動しました。

他のミネラル・ウォーターと比較して多少値段が高い場合でも迷いません。

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photo credit: Navicore via photopin cc

このように消費のステージに生活者を呼びこむ力をストーリーは持っているわけです。

あなたも何らかのストーリーに影響されて生きていることを実感することはありませんか?

あったら、このエントリーのコメント欄を使ってぜひお知らせ下さい。

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