2009年を振り返って

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今年一年を振り返ると、きわめて多くのことを学べた年だったと考えています。
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転職し、長い間勤務していた大学を離れたことで、見えてきたこと、気づきを得たことが多くあります。
とりわけ、ずっと探し求めていたものの、なかなか確信にたどりつけなかったものになんとかたどり着けた実感が今、自分の中にあります。


それは、自分が人生や仕事において本当に何をやりたいのか、それを通して、どうすれば周囲の人々に貢献できるのかということ。
その答えは、物語によるソリューションを提供すること。「物語の力」を用いて自分の所属組織や周囲の人々の力になっていくこと。
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もう少し具体的に言えば、企業のブランディング力を高めたり、悩める人々が抱える問題解決の支援をしていくこと。
物語に関して言えば、大学三年の夏に書いた『東京ペンギン』という原稿用紙100枚程度の小説(「江古田文学」掲載)が、自分としては最後の「物語」だろうと考えていました。
しかし文学や小説の世界だけが「物語」を求めているのではない、消費・ビジネス・政治などあらゆる領域で物語が求められている。そのことが、ここ数年で自分の中で明確になってきました。
物語の需要があらゆる領域で拡大する一方で、供給側は圧倒的に不足状態にある。

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そうなると、かつて物語構造を読み解いたり、実際に物語を書いていた自分の経験は強みとして生かせるはず。そう考えるようになってきました。
また現在の企業の広報パーソンとしての仕事を通しても「物語をつむいでいく意識は常に必要」だと確信するようになりました。
その意味で、今年はテーマにたどりついた年。
来年はそのテーマを実践し、結果を出す中で掘り下げていく年にしていきます。
このブログもレゾナント(共感型)コミュニケーションのツールとして、物語の重要性や活用法、ストーリーのつくりかた、そういったことにフォーカスした内容を中心にお送りしていきます。
あなたにとっても、物語のパワーを理解し、活用していくことは21世紀をしなやかに力強く生きていく上でもきっと大きな武器となるはず。ぜひ、ご期待ください。

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