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これだけは押さえておきたい!学習効果を最大限に高めるための5つのポイント:英語学習の体験事例から

 

学ぶことを通して自分の成長を実現したい。専門分野をしっかり学びたい、極めたい。日頃からそんな風に考えているものの、なかなか実践できていない、どうしてなんだろう? そんな思いをあなたは抱えていませんか?

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そんなあなたに向けて、成長につながるシンプルな学びのアプローチをご紹介します。

これを実践することによって、あなたは学びたい分野の知識を着実に身につけることができ、大きな自信を得ることにもなると思います。さらに、学習の基本であり本質を知ることができます。

 

私自身が体験から学んだことです

ここでは例として英語学習を取り上げます。これは私自身が過去に実践して、想像以上に大きな成果を上げたアプローチです。

2000年頃、私はイギリスにあるバーミンガム大学大学院への留学を実現したいと考えていました。当時、専門にしていたカルチュラル・スタディーズという学問領域の発祥の大学がバーミンガムで、関連書を読むと必ず登場していたことから、その場所で自分も学んでみたい、と強く思ったのです。

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photo credit: srboisvert via photopin cc

バーミンガム大学、日本ではほとんど名前の知られていない印象を持っていますが、ちょっとだけ宣伝しておくと、一流の研究大学で構成される(イギリス国内の研究費の3分の2を独占する)ラッセルグループの一員で、2013年と2014年には、Times Good University Guide(タイムズ紙が選ぶ優良大学ガイド)で年間最優秀大学に選ばれています。

 

さて、本題に入りたいと思いますが、英語圏の大学に留学する上でクリアすべきハードルとしてTOEFLという英語能力試験があります。

私が入学を希望していたバーミンガム大学大学院に入学するには、ケンブリッジやオックスフォードなど超一流大学院等と同様、このTOEFLのCBTで250点(300点満点中)のスコアを取得する必要がありました。

(参考)TOEICとTOEFLのスコア換算 iBT CBT PBTの点数比較

ある程度対策してから、初めてTOEFL CBTを受験したとき、213点というスコアだったと記憶しています。40点近くスコアアップできるイメージを当初、正直持っていなかったのですが、時間がかかったものの、これから紹介するアプローチを実践することで目標としていたTOEFL CBT250点を取得することができました。

これが大きな材料の一つとなって、ロータリー財団の国際親善奨学生にも選ばれ、希望のバーミンガム大学大学院に学費、渡航費、生活費などすべて費用負担することなく留学でき、最終的に修士号を取得できました。

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ロータリー財団奨学生の募集について|国際ロータリー 第2580地区

その意味では、この学習アプローチによって達成したTOEFL CBT250点取得は文字通り、私の人生を変えたと言えます。

 

成果を出すための学習アプローチのポイントとは?

はじめに断っておきますが、私の実践した学習アプローチは、これを実践することで学習スピードが一気に加速し、結果もすぐ出る、といった魔法のノウハウではありません。

どちらかと言えば、地道で泥臭いやり方です。だからこそ、一部の天才のものではなく、根気強く実践さえすれば、誰でも必ず結果が出せるアプローチでもあるのです。

ポイントは次の5つ。

1.あれこれ手を出さない
2.できるだけ多くの感覚を使って反復し、内容を体にすり込む
3.生活の中に組み込み、習慣化する
4.楽しく継続できるよう工夫する
5.効果を計るために定期的にアウトプットする

 

 

1. あれこれ手を出さない

高校受験を控えた時期、いろんな受験参考書に目を通していて、いろんな勉強法やアプローチを知っていても、結果を出せていない同級生はまわりに一人ではなく複数いました。好奇心旺盛で、いろんなアプローチやテクニックに関心を持つのはいいのですが、ノウハウを吸収したところで実践する時間を確保しなければ、決して知識を身につけることはできません。

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photo credit: betta design via photopin cc

したがって、あなたが一つの分野で知識や本当の実力をつけたいなら、しっかりとした基礎力をつける前にあれこれ手を出すのは非常に危険です。新しいものに飛びついて少し実践、また別の新しいものを試してみる、といったことを繰り返していると結局のところ実力がつきません。絶対に一つのものを消化する前に次のものに手を出さないでください。何事もそうですが中途半端が一番良くありません。

もちろん、どの方法が正攻法なのか、クレバーな戦略なのか、リサーチして、比較検討することは必要だと思います。しかし、どこかで区切りをつけないといわゆるノウハウコレクターになって、自分の望む成果と無縁になってしまうので気をつけたいところです。

私はTOEFLの問題集をいくつか解いた中で、一番自分が間違いが多かった、手強かった一冊を完全攻略することに決めました。単純に問題が解けるということをゴールにするのではなく、問題文として掲載されていた文章を何度も音読して、ボキャブラリーと文章読解力アップをはかることにしました。

使い倒したのでボロボロです。TOEFLはテスト形式がPBT(紙でのテスト)→CBT(コンピューターテスト)→IBT(インターネット経由でのテスト)と変遷していますが、私がテキストを購入したのはPBT時代。この時、目指すべきは600点で、テキストの上の方に「600点突破を目指して」と書いてあります。ほどなくCBTに移行したのですが、リーディング・テスト内容に変更はなかったのでこのテキストを使い続けました。

使い倒したのでボロボロです。TOEFLはテスト形式がPBT(紙でのテスト)→CBT(コンピューターテスト)→IBT(インターネット経由でのテスト)と変遷していますが、私がテキストを購入したのはPBT時代。この時、目指すべきは600点で、テキストの上の方に「600点突破を目指して」と書いてあります。ほどなくCBTに移行したのですが、リーディング・テスト内容に変更はなかったのでこのテキストを使い続けました。

 

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by カエレバ

 

 

2.できるだけ多くの感覚を使って反復し、内容を体にすり込む

何かを学ぶとき、多くの感覚を動員すると記憶に定着しやすくなります。

中学時代から声を出しながら英単語をノートに書く、ということを繰り返しやっていました。

たとえば、opinionならo(オー),p(ピー),i(アイ)……と一文字ずつ声を出していって一単語完成すると「オピニオン、意見」と読み上げる、といった風に。これで少なくとも、視覚、聴覚、手を動かすので運動神経(?)を刺激することができます。

ひとつの単語を3行から半ページくらい、書いて読み上げ反復するので時間はかかるし、正直、効率は良くありません。しかし、思い出そうとしたときに確実に思い出せ、効果を実感できたので迷わず実践していました。

したがって、英語に限らず、問題集を解くだけでなく、記憶に焼き付けたい内容は繰り返し、音読したり、書いたりを繰り返し、体にしみこませることをオススメします。

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photo credit: lucianvenutian via photopin cc

 

3.生活の中に組み込み、習慣化する

TOEFL対策をしていた時期、必ず毎日同じ英文を5回読む、ということを徹底していました。
また、当時学生だったため余力があったため、並行して英会話の基礎力トレーニング(これも音読)もしていました。そういったわけで、あわせて一時間ほどを毎日英語学習に割いていました。

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学生結婚していて、当時奥さんが旅行代理店勤務で、帰りが遅かったので、平日は一人で夕食を済ませた後、奥さんが帰宅する前に英語学習の時間を作っていました。英語の音読の繰り返し、あまり人に聞いてほしいものでもないし、聞かされる方もきっと苦痛だと思ったので。

また、奥さんのいる土・日も必ず時間を取るようにしていました。一人で自分の部屋にこもって、鶴の恩返しのように、人知れず英文の音読をしていたわけです。

ポイントは土、日や祝日を理由に怠けないこと。そうすることで、あたりまえの習慣になっていきます。地道に継続さえできれば、結果は後から必ずついてきます。

 

参考記事

天才たちは「毎日の習慣」で生産性を高めた

進歩のためには「完了」よりも「繰り返し」が大切

天才は回数で勝負、という話

毎日の学びの積み重ねが天文学的な成長を生む、たった一つのシンプルな理由

 

4.楽しく継続できるよう工夫する

基礎学力をつけるにはどうしても単純な反復作業が必要になります。私がそのためにやっていた英文音読も、多少頭を使う部分はあれど、単純作業です。ただ繰り返すのはそれほど面白くありません。それで、私が実践していたのはストップウォッチで時間を計測し、記録すること。

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英文の読み方には大きく分けると二通りの読み方があります。訳読方式と直読直解方式。

訳読方式とは学校の英語の授業でやるようなきれいな日本語に訳しながら文章の意味を理解していくやり方。この場合、文章の全体像や構造を把握してからでないときれいに訳せないので、視線は文章前後に行ったり来たりします。

直読直解方式は、ネイティブと同様に、英語の語順のまま、どんどん内容を理解していく方式です。このやりかただと、最初から最後まで目線が前後することなく時間的ロスがありません。

私は、将来翻訳家になるわけではないので、後者の直読直解方式を採用していました。意味のまとまりごとに読み上げ、読み上げた内容を頭の中でイメージ、理解できたと思ったら次にどんどん進んでいきます。

計測するとわかるのですが、音読し、意味を考えながら読んでいくので、はじめての英文の場合は時間がかかります。しかし、繰り返し音読していくと、単語や表現も親しみのあるものになり、頭の中でイメージ・理解するスピードが徐々に上がっていくので時間が少しずつ短縮されます。

計測した時間を手元に記録していくと、少しずつですがスピードアップしているのを自覚できます。単純ですが、次回はもっと早くなるはず、どこまで早く読めることができるのか、そんな風に取り組んでいると単純な反復作業も楽しくなり、継続・習慣化が自然にできていきました。

 

5.定期的に効果を計る、アウトプットしてみる

挑戦する内容にもよりますが、多くの場合、継続したから必ず結果が出るというわけにいきません。自分がどのくらい実力がついたか、どこが課題なのかを定期的にチェックしていく必要があります。

TOEFL対策として、月に何回か問題集を解いて、自分の実力をチェックしていました。
また実際の試験も定期的に受験していました(受験料が2万円程度とけっこうかかるので、3ヶ月に一回程度受験していました)。

いわゆるPDCAのC,「チェック」です。「チェック」は、「計画」に沿って「実行」した経過がどうか、その進捗管理のことですが、「計画」どおりにできているもの、「計画」を上回っているもの、「計画」に及ばないものはそれぞれ何か、きっちり点検する必要があります。

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TOEFLにはReading、Listening、Writing、Speakingなど項目が分かれていて、それぞれに対してスコアが出てくるので、チェックはしやすかったです。たとえば、今回ライティングが基準点まで到達していないから、今後対策・強化していこう、などということを繰り返していくことで目標到達に徐々に近づいていきました。

 

まとめ

地味ですが、継続することで成果につながる学習アプローチ、いかがだったでしょうか?

最後に、それぞれのポイントをもう一度確認しておきましょう。

1.あれこれ手を出さない
2.できるだけ多くの感覚を使って反復し、内容を体にすり込む
3.生活の中に組み込み、習慣化する
4.楽しく継続できるよう工夫する
5.効果を計るために定期的にアウトプットする

今回は英語学習を例に挙げましたが、他の学習分野に応用しても実力をつけ、効果・結果を生み出すことができる内容です。

ポイントはあれこれやろうとしないで、やることをしぼりこみ、学習にできるだけ多くの感覚を動員し、楽しく反復・継続する仕組みをつくること。

正直なところ、社会人になってからは忙しさを理由にして、この学習アプローチを長い間、実践していませんでした。しかしながら、実は今月からキーボードのブラインドタッチの練習を始めました。今まで自己流のなんちゃってブラインドタッチでやってきていて、スピードもたいして早いわけでもなく、さらに打ち間違いが多いと感じていたので本腰を入れることにしたのです。

調べてみると、上記3・4・5で紹介した仕組みをカバーしている学習システムがネットで無料で利用できることがわかり、現在利用しています。時間を計測してくれるだけでなく、スピードと正確性などを基準にレベルがあり、他のユーザーとの比較ランキングなどのゲーミフィケーション要素などもあるので楽しく続けられるようになっています。

あなたが学びたいジャンルも、楽しく継続できる仕組みが無料で利用できる可能性は今の時代、大いにあると思うので、一度時間を作ってリサーチしてみてはどうでしょうか?

by カエレバ

 

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