読書と出版

誰かをサプライズさせたくなる本

reading_publishing.jpg
アメリカのオフィスを舞台にした映画などを見ていると、サプライズ・パーティーの場面に出くわすことがよくあります。
party_people.png
 そうした場面にあなたならどのように反応するでしょうか。
 なんだか楽しそう、自分もやってみたい、と思うかもしれません。
 仕事中なのに不真面目じゃないか、といった見方もあるでしょう。
 文化的な違いで理解不可能、という感想を持つでしょうか。


 そうした状況を理解する上で参考になる本が小山薫堂著『人を喜ばせるということ』です。
books_about_surprise.png
 小山薫堂氏はアカデミー賞の外国映画部門賞を獲得した『おくりびと』の脚本を担当した人物。「料理の達人」「カノッサの屈辱」などユニークな番組を企画した放送作家でもあります。
 本を開くと、ひたすら著者がサプライズを仕掛けたり、サプライズさせられたりという事例が紹介されています。
suprise.png
 どれもなかなか工夫のあるサプライズで、しかもスリルや楽しさがこちらにも伝わってきて、途中でページをめくる手がとめられなくなるほど。
 しかし、単なるサプライズ事例集ではありません。
 サプライズには単なる仲間内の儀式である以上に素敵な効用があることをこの本は気づかせてくれます。
 サプライズすること、サプライズさせられることによって、人と人とのつながりや絆が深まっていくことがよく伝わってくるからです。
 読了後、あなたも身近にいる誰かをサプライズさせたくなることうけあいです。

ピックアップ記事

  1. ストーリーは「心」を動かすための演出
  2. One Book, Three Points, One Actionから始めよう…
  3. 相手にアクションを求めるなら「失敗談」と「成功談」をセットにしたストーリーを伝え…
  4. 日常のコミュニケーションにストーリーを!

関連記事

  1. 読書と出版

    クリエイティブ・コモンズの精神を知る -『FREE CULTURE』-

     ローレンス・レッシグ 著 『FREE CULTURE』(翔泳社、…

  2. 読書と出版

    佐々木俊尚著『グーグル』

    グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (50…

  3. 読書と出版

    読書歴初期の記憶

    僕の読書に関する記憶は、一ヶ月に一冊家に送られてきた『世界名作児童…

  4. 読書と出版

    『芸術・メディアの視座』刊行

    全体としては、大学学部・専門学校などで広く教科書や入門書として使えるよ…

  5. 読書と出版

    多摩テック

    高校時代の友人と三人で多摩テックに行って来た。多摩テックに行くのは初め…

  6. 読書と出版

    T. ホプキンス R. ヒルバート 『グッド・マン 幸福を引き寄せる生きかた』

     物語を通して「人生を幸福に生きるための6つの知恵」を紹介する本、…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

アーカイブ

  1. 映画・写真・音楽

    映画鑑賞メモ
  2. イギリス大学院留学

    データマップ63億人の地図
  3. 日記

    熊谷保宏先生、ありがとうございました
  4. マーケティング

    記憶をめぐる「3の法則」をマーケティングに応用すると………
  5. ストーリー思考

    ミニ・ストーリーでコミュニケーションをスムーズに!
PAGE TOP