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「コーチ・カーター」  コンセプトの重要性を再認識させられる作品

あなたは「コーチ・カーター」という映画を知っていますか?

coach_carter20090207.jpg(TRACYBENNETT12/PARAMOUNT/TheKobalCollection/WireImage.com)
日本ではほとんどCMも打たれなかったこともあり、あまり知られていないようです。
表面的には青春バスケット映画ですが、明確なコンセプトに支えられ、信念の強さについて学ぶことのできる深い作品。しかも、ベースは実話です。

リッチモンド高校は、学力的に水準が高いとはいえない学校。
サミュエル・ジャクソン扮するカーターが、その高校のバスケット・チームのコーチに就任する。
最初に、カーターは生徒たちと最初に次のような「契約」を交わす

  • 常に一定以上の成績水準を保つこと。
  • 授業にはすべて出席し、最前席で受けること。
  • 試合の日に上着とネクタイを着用すること。

 チームは連戦連勝を続け、街の期待を背負うようになります。しかし、ほとんどのチーム・メイトが授業を無断欠席し、テストで満足に得点できていない事実が発覚した後、カーターは体育館に鍵をかけます。それ以降、一切バスケの練習をさせず、生徒たちは図書館にこもっての勉強会に時間を費やします。
 校長、父母、メディアなどはそうしたカーターのやりかたは極端だと非難するようになります……
 しかしながらカーターは一切ぶれません。

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 はじめから強いバスケット・チームをつくるということだけをカーターは目的にしていなかったのです。それ以上のものを達成しようとする強い意志と信念が彼の中にはありました。
 

・生徒一人一人に自分に対する誇りを持たせること
・社会に出て活躍するに足る学力をつけさせること
・大学進学のチャンスを用意すること

 カーターの頭の中は本質レベルでよく整理され、一点の曇りもなかったのです。一種の人生哲学にまで昇華されていました。長期的視点で、生徒の人生に貢献すること。それが、カーターのコンセプト。つまり本質的目標でありゴールだったのです。

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 だからこそ論理の道筋がビシッと通り、明確なアプローチを実践することができたのです。それにより、生徒やまわりの人々にも大きなインパクトや影響を与える形となりました。
 よく整理され、明確なコンセプトに支えられた作品やデザインは力強く、説得力を持ちます
 そんなコンセプトの重要性を再認識させられる映画作品、それが『コーチ・カーター』という映画作品なのです。
説得力のあるコンセプトとは何か、長期的視点で考えた場合の本当のゴールは何か、そんなことを物語を通して考えてみたい、そんなあなたにおすすめの作品です。

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