バーミンガム大学は本日より春学期が開始。とはいえ一週目は、ファースト・ミーティングに出席しつつ、授業スケジュールの調整というのがアメリカン・スタディーズの場合は、一般的だということを秋学期の始めに学んだ。このコースはDegree courses rated excellentに選定されているが、セメスターの初めだけはとてものんびりしている。
というわけで、授業担当教授に前もってメールで問い合わせをしておいたのだが、はっきりしたスケジュールが組まれたのは一つの授業だけ。大学のキャンパスを案内がてら、彼女と一緒にアメリカン・スタディーズのデパートメントへ。大学院生用の掲示板と、担当教授の個人掲示板をチェックしたところ特に新しい情報はなかった。オフィスへ行って確認を取ると、まだ把握していないという。同じコースの知り合いに携帯で連絡を入れて確認すると、彼女のもっている情報も僕と同じだという。セット・アップされているミーティングの日はうちの奥さんを空港で見送る時間と重なっているので、それはスキップすることにする。やむを得ない。
大学内の美術館、The Barber Institute of Fine Arts(写真)で彼女と一緒に絵を見る。大学内の美術館としては、かなりしっかりとしたコレクションを持っていて、一般の入場者も多い。僕がここに足を運んだのは二回目。ターナーのコレクションはなかなかの見物だ。
普段、同じフラットに住みながらもキャンパス周辺ではほとんど顔を合わすことのない二人のロータリー財団国際親善奨学生と遭遇した。サクラメント出身のTeresaと京都出身のFumiko。ちょうどいいので彼女を簡単に紹介する。普段、Fumikoとは英語で話しているのだが、今日はうちの奥さんに気を遣って彼女は日本語でうちの奥さんに声をかけてくれた。僕はてっきり京都弁アクセントが聞けるのかな、と思ったがあまりよくわからなくて残念。かつて大阪に一年住んでいたことがあるので関西弁をたまに聞いてみたくなる。
午後、再びシティー・センターに出かける。昨年の誕生日プレゼントを彼女に買っていなかったので、彼女が気に入ったというセーターを買う。また、ディズニー・ストアで彼女のお兄さんの姪っ子たちのために、ヨーロッパにしかないのだというシンデレラと白雪姫のコスチュームを彼女は購入していた。女性にとって、バーミンガムは買い物のしがいのある場所なのかもしれない。とはいえ、ロンドンと比べるとその存在はかすんでしまうけれども。
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