クリスマスを過ぎると、商品の値段が下がるというのはたぶん日本でも同じだろう。
ちょっと前に、大学の知り合いから何か買うものがあるならクリスマス過ぎに買い物に行った方がいいよという話を耳にしたとき、それほど強いインパクトを受けなかった。
しかし、イギリスのニュース番組の街頭インタビューを見ていたら、本当に値段が劇的に落ちるのだなと確信するに至った。
インタビューア 「お買い物ですか」
通りすがりのおばさん「いえ、ちょっと見て回っただけですけど。いや、危うく何か買ってしまいそうになりましたよ」
インタビューア 「それは実に危険でしたね」
通りすがりのおばさん「まったくです。油断は禁物です。なんとか踏みとどまることができました。クリスマスが終わるまで待たないと」
インタビューアー 「スタジオにお返しします」
女性キャスター 「年末のお買い物戦略はとても重要ですね」
男性キャスター 「もちろんですとも」(深くうなずく。)
なんというか、すごい。僕が大学院のエッセイ課題にうつつをぬかしている(?)間にも、マーケットでは売り手側と買い手側の壮絶なネゴシエーションが展開しているわけだ。
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