読書と出版

DTP業界標準の行方

「世界初の“完全DTP”の文芸雑誌」 
ARTIFACT -人工事実- より
9月5日に発売予定の雑誌「ファウスト」(講談社)のメールマガジンファウスト3号を読んだら「本物のDTP」と書いてあって、首をひねっていたんですが、その後情報収集してなんとなく理解。
 フライヤーに「最新の技術で実現した、世界初の“完全DTP”による美しく読みやすい文芸雑誌」と書いてあったので、文芸誌の世界ではDTPを使うこと自体が売りになるという世界みたいです。自分の知っている世界と全然違うのでよくわかりませんでした。
 で、メールマガジンの1号を人から転送してもらって読んだら、Mac OS X InDesignで作るそうです。確かに最新技術だ。


 僕が卒業し、先日までTA(ティーチング・アシスタント)を務めていた日本大学芸術学部文芸学科にはDTP実習という授業がある。今はQuark Xpress+Macという出版界における業界標準がちょうど移り変わる時期に当たり、設備投資の関連でさまざまな議論が先生方の間でなされている。 この記事を見る限り、InDesignは現実的な選択肢の一つのようである。


 しかし、Mac OS X が業界標準になる、というのはどうだろうか。これは印刷所や出版社によってまちまちのようだ。昨年、僕が取り引きした印刷所は、全部windowsで作っていると言っていた。先日見学させてもらった大日本印刷はMacによるオペレーティングがほとんどだという。ある人はここ一年くらいに大雑把な流れができるように予測している。いったい今後どうなるのだろうか。注意深く観察していく必要がありそうだ。

ピックアップ記事

  1. ストーリーは「心」を動かすための演出
  2. One Book, Three Points, One Actionから始めよう…
  3. 日常のコミュニケーションにストーリーを!
  4. 相手にアクションを求めるなら「失敗談」と「成功談」をセットにしたストーリーを伝え…

関連記事

  1. 読書と出版

    『伊那谷少年記』

    勤務先の大学の講師である下原敏彦先生から直接いただいた『伊那谷少年記』…

  2. 読書と出版

    読書にまつわる記憶

     小学校低学年の頃の読書にまつわる記憶とたどってみると.... (…

  3. 読書と出版

    Dave Barry Does Japan

    Dave Barry"Dave Barry Does Japan" …

  4. 読書と出版

    『メディア・リテラシー』刊行

      執筆者の一人として第一章を担当した  芸術メディア研究会編 『…

  5. 読書と出版

    不透明な時代を読み解くためのバイブル 秋山隆平 『情報大爆発』

    あなたは、現在の不透明な経済・社会状況を展望するためのパラダイムを手…

  6. 読書と出版

    誰かをサプライズさせたくなる本

    アメリカのオフィスを舞台にした映画などを見ていると、サプライズ・パー…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

アーカイブ

  1. 映画・写真・音楽

    試写会 『かもめ食堂』
  2. イギリス大学院留学

    刺激が足りない?
  3. 映画・写真・音楽

    ここ数ヶ月で見た映画
  4. 日記

    現場取材の重要性
  5. 研究

    マニ教的二元論
PAGE TOP