東北地方太平洋沖地震発生当日の動静

地震発生、その時

地震があった瞬間、阿久澤は東京・霞ヶ関のクライアントのビルの中で、来週のイベントの会場準備をしていました。


ビルの9階で、揺れと同時に建物が大きく軋む音がしました。

悪い意味で、地震慣れしている関東出身の人間として、しばらく待てば……と少しその場に待機していたのですが、収まる気配がなかったので、会社の同僚と建物の外に避難しました。

落ち着いたころを見計らって、再度ビルに入りクライアントに準備状況を確認してもらった瞬間に、再度大きな揺れが。

準備自体はおおむね終わっていたので、クライアントに挨拶した後、外に避難。オフィスに戻ることに。

交通手段がマヒ

地下鉄全線不通。タクシーを捕まえようとすると捕まらず。

携帯電話は電波が込み合いほとんど使いものにならない。
メールも新規メールの受信がうまくいかない。
携帯ブラウザからインターネットで状況を確認しようにもできない。

情報が欲しいのに情報がとれない。


朝日新聞の号外

意外にもtwitterが

そんな状況の時、試しに……と思って自分のblackberryにインストールしてあったtwitterアプリを立ち上げてみると、地震関連の最新情報がアップデートされていて、震源・規模などが確認でき、少しずつ全体像を把握し、同僚と共有することができました。

twitterは、つぶやくだけの「お遊び」的なイメージを少なからず持っていたのですが、今回の緊急時に情報をリアルタイムに確認する有用なメディアとなりました。何がどう役に立つかは予想がつきませんね。

その後

15:30-17:30 会社のスタッフ間でtwitterアカウントを持っていれば、連絡がとりやすかったかも(でも、緊急時以外はほぼ使わないよな)などと思ったりしながら、クライアントのビルがある霞ヶ関から同僚と二時間かけて渋谷駅まで歩きました。

17:30-21:00 渋谷駅から新宿駅まで渋滞のバスで移動。

21:00-22:00 新宿でインターネットカフェもしくはオフィスに泊まることを想定しつつも、まあ、ともかく腹ごしらえと暖をとりたいということでインドカレー屋で食事

22:00 食事を終え、通りに出ると地下鉄の駅へ入っていく人々の流れを確認。実際に駅まで降りてみると、銀座線や大江戸線など一部が運転再開していることがわかった。通勤に使っている私鉄にも運転再開の希望を見いだし、実際に駅に行ってみる。運転再開を確認。

23:20-23:50 私鉄に乗車。なんとか深夜12時手前に帰宅。当日中に帰宅できたのは、本当にラッキーだったと思います。

おかげさまで勤務先のスタッフも、家族も無事が確認できました。

力をあわせてこの困難を乗り越えていきましょう。

皆さんのご無事をお祈りしております。

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