荷造りが終わらず、徹夜に近い作業になる。僕は二時間眠り、妻は一時間眠っただけだった。アリさんマークの引っ越し社と約束していた時間、8時30分を目指して荷作りを進める
しかし、8時にはトラックが荷台やってきたので慌てる。食器類の一部の梱包が終わっていなかった。しかし、作業を開始してもらって、どんどん運び出してもらう。ものすごい勢いで作業員さんたちが家具や段ボール箱に詰め込まれた荷物を運んでいく。現在の部屋には備え付きの家具や電気製品がけっこうあるので、どれが自分たちのものでどれがそうでないかを細かく指示する
作業員さんは4人で20代前半から後半までの年齢層に見えた。作業員のリーダーの人は現在、アメリカでパイロットをしているサン・ディエゴ時代の友人に顔と話し方がすごく似ていたのですごく印象に残った。
11時くらいには荷物が全部運び出された。部屋を掃除し、記念撮影などをしてから守衛さんに鍵を返却し、二年近く住んだ東京国際交流館を後にする。お台場も見納めである。ゆりかもめも今後は必要がなければまず乗らないだろうなあ、と妻と話しながら新橋まで移動。山手線、西武池袋線と乗り継いで所沢へ移動。途中、作業員さんから首都高速で渋滞に巻き込まれたので遅れるという連絡が入る。荷物の全くない新居に到着。アリさんたちがやってくる前にコンビニで買った引っ越しそばを食べる。
トラックがやってきて怒濤の荷物搬入が開始される。段ボール箱60個近くの荷物と家具が部屋になだれ込んでくる。家具の配置などに関しては妻が作業員さんたちに指示。今回、80平米の部屋から約55平米の若干せまめのスペースへの移動だった。部屋にできあがっていく段ボールの山を見て唖然とする。畳を傷めたくないとのアリさんの配慮から、和室には家具以外のものは搬入しなかった。だからこそ余計にダイニング・キッチンと二つの洋室に荷物が集中した。本を詰めた段ボールが30個近くあり、作業員の人もさすがに重いし、すごい量だ、ともらしていた。
エレベーターに積めない荷物もなく、8階の新居への引っ越しがすべて終了。今回、天井までの本棚を6本、自分で解体しておいた。前回は業者に解体してもらい、組み立ててもらった。今回、解体作業に立ち会ってもらわなかったのでプロセスがわからないだろうと思って組み立ててはもらはなかった。しかし、本棚の組立はやはりなかなか厄介な作業だった。また引っ越すことがあれば、本棚の解体から組立まで業者さんにお願いすることにしようと決心した。
ともかく今回の引っ越しをお願いしたアリさんたちはなかなかの働きアリと言っていい人々だった。
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