フォーカスできていない!

浮気性を自覚しています。


浮気性と言っても、……色恋沙汰の話ではありません。

いろいろな新しい本や考え方を読んだり、知ったりするのが楽しくて、
「これは!」というものに出会っても、
それをしっかり実践し、継続し、習慣化することが
結局のところ思うようにできていない。

そういう意味での浮気性です。

とはいえ、一つのことにフォーカスし、
継続することがもたらすパワーと影響力の大きさ、
それを私は過去にTOEFL学習を通して学んでもいるのです。

同じテキストの英文の意味を考えながら、
ひたすら音読し、ストップウォッチで計り、記録をつけた日々。

その甲斐あって、目標としていたスコアを達成し、
イギリスの大学院から入学許可を得ることができました。

同じ頃、ロータリー財団の国際親善奨学生にも選ばれ、
留学中の費用をすべて財団に負担してもらいました。

このことを通して、一つのことにフォーカスし、
継続することがもたらすパワーを体感したわけです。

しかし、ここで得た教訓を仕事や私生活にきちんと生かしているかと言えば
……正直できていません。

現在、体重を毎日計り記録する習慣、朝晩
簡単なストレッチをする習慣くらいは継続しています。

通勤時間を中心に、二日に一冊くらいのペースで
毎日本を読んでいますが、
読むだけで実践に落とし込めていない。
そんな思いが強まっています。

結局、いくらたくさん本を読み、
新しい考え方や知識を身につけても
実践して、それを知恵を変換しなければ意味がない。
純粋な趣味の読書に終わってしまうわけです。

正直に言いましょう。
現在の私はその状況に陥っています。

図書館で毎週たくさんの本を借り、
書店でも買い求め、本の数、読書量は増えていく。

しかし、それが身になっているかというと
……おそらく、そうでないわけですね。

アメリカ人一流セールスパーソンが
書いた本の中には、実践型の読書のためには、
1つの章を7日間続けて読むべきだ、という内容が書かれていました。

一冊の本を決めて、その本ととことん向き合い、
何度も読み返すこと。

そろそろ私もそれをしなければいけない。
覚悟を決めねばいけない。
そんな気持ちが高まっています。

かつてキリスト教の伝道師たちは未知の
外国に乗り込んでいって精力的に布教活動を展開しました。

彼らの精神的な強さは「聖書」という
一冊のよりどころとなる本にとことん向き合い、
それを揺るぎない精神的主柱にしたからだと、今になれば思います。

hand_on_bible20111107

21日間継続して続けたことは習慣化するという話を
最近よく耳にします。

またアメリカの心理学者ウィリアム・ジェームスは
30日間連続した行動は習慣化されると言っていました。

とりあえず、30日間とことん向きあう本を
私も選ぶ覚悟を持ちたいと思います。

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