「文化部」のインターハイと呼ばれる全国高校総合文化祭、第32回 群馬大会、通称「ぐんま総文」の文芸誌部門に、文芸学科からの派遣講師の一人として参加してきました。
? 文芸誌部門では、印刷・出版業界で標準となっているDTPソフトに各都道府県をして参加した高校生のみなさんに実際に触れて、使って、冊子のページを作ってもらうワークショップ形式の初の試みを実施。
? 群馬県の担当の先生から電話で連絡をいただいたのが約一年前。四年制大学で本格的なDTP環境とそれをきちんと指導できる講師擁する日本唯一の高等教育機関として日本大学芸術学部文芸学科に企画協力をお願いしたいとのことでした。
? そこで、学科で「DTP実習」を担当されている青木専任講師中心のワークショップの企画を提案し準備を進めてきました。僕は開催県となる群馬県出身ということもあり、ここ一年群馬と日大のコーディネーター的な役回りを担ってきました。
? そして8月6日に青木先生と、バックアップするメンバーとして、文芸PC ROOM管理者の谷村氏と一緒に、会場となる群馬県入り。設営やリハーサルなどを行い、8月7日の午後が本番でした。
さて、初のワークショップ形式の試みということもあり、また編集作業は遅れが発生するのが通常なのでいろいろと心配や不安がありました。にっちもさっちも行かなくなった場合の保険としての冊子も準備して印刷しておきました。
しかしながら、会場で実際に編集・印刷した冊子を参加者のみなさんに持って帰ってもらうという、設定していた最終ゴールを達成できました。つまり大成功。
今回の成功は、なんといっても開催県である群馬県内の高崎女子高校を中心とした実行委員担当生徒さんらの熱意と努力によるところが大きかったと思います。本当によくサポートしてくれました。
また仕事柄、普段よく接している大学の学生さんではなく、高校生のみなさんとプロジェクト成功に向けて一緒に取り組めたのは、貴重な経験だっただけでなく、いろいろといい刺激を受けました。
青木先生、谷村さんも本当におつかれさまでした。
最後になりますが、高崎女子高校の阿部先生はじめ、指導にあたられていた先生方、ボランティアで協力していただいた印刷機メーカー(理想科学)さんの担当者、関係者のみなさんのご支援に心より感謝いたします。本当にお世話になりました。
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