「こだわり」のストーリー企業、土屋鞄製造所

東京都足立区にある「土屋鞄製造所」本店に家族で行って来ました。

私は無類の革製品好きなので、土屋鞄製造所の存在はおそらく5年ほど前から知っていました。 革のネームタグとネックストラップを実際に購入したこともあります。 WEBサイトを眺めているとあちこちで職人さんたちの「こだわり」と「思い入れ」が語られています。 それにより、単純に商品の写真と簡単な商品説明の羅列されている一般のショッピングサイトとは一線を画しています。 土屋鞄は職人が「鞄に対するストーリー」を語っている、そこが一番のポイントです。 今回は、6歳になったばかりの娘のランドセルを購入するために家族で訪れました。 私の時代は、ランドセルは小学校に進学する直前に購入してもらったような記憶があります。 しかし、今は少子化の流れを受け、かなり早い時期からランドセル市場は顧客の奪い合いに各メーカーはしのぎを削っている状況のようです。 いろいろな色がありましたが、娘は比較的オーソドックスな赤のランドセルをチョイス。 売場の奥には工房があり公開されていました。 訪れたのが土曜日だったので、職人さんたちは鞄作りをしていませんでしたが、ちょっとした工場見学のような感じで家族でしばしば工房内を眺めました。 「あそこにならんでいる材料がランドセルになるんだね」 完成品だけでなく、プロセスを見せることで鞄ができあがってくるまでのストーリーを私たちはイメージし、商品にも自然と感情移入していく……そんな気がしました。 売場の一角に絵本を見つけました。 これは土屋鞄のランドセルを購入した子供たちへの記念品として企画した「土屋鞄オリジナル絵本」。 絵本制作は私と同じ日大芸術学部卒業の作家さんでした。 絵本の中では、カバンネコという主人公がほのぼのと活躍しています。 「オリジナル・キャラクター」+「ストーリー」戦略とくればポストモダン・マーケティングの王道! わたしは思わず「土屋鞄やるな!」と感心せずにいられませんでした。 年に1冊作成されていて、今年で5年目、つまり5冊のカバンネコ絵本があります。 土屋鞄製造所は、「ストーリー」を戦略的に活用し成功している製造・販売業の21世紀型エリート企業の一つだと今回の訪問を通じて再認識しました。

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  1. 2014年 2月 24日

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